2014年08月06日
ナイトトレイルデビュー@高尾山
買ったばかりのヘッドライトを使い、ナイトトレイルデビューしてきました^^
向かったのは高尾山。
土曜日の夜。夜の11時過ぎ。高尾山口で電車を降りる人は驚くほど少なく…。
「ナイトトレイル 高尾」とかで検索してみると、結構な数のブログが出てきたので、夜の高尾を走る人はもっといるのかと勝手に思っていました。でもこの夜は私たちだけだったようです。
準備を整え、荷物はロッカーに入れてスタート。23:20くらいだったでしょうか。
稲荷山コースでのぼり始めます。今回は3人で行きました。【初ナイトトレイル】は私だけ。2人は経験者なので、ライトの使い方など教えてもらいつつ、最初は歩きで。
あるブログには「ナイトはつまらない」と書いてありました。ある人は「ナイトはとても怖い」と言っていました。
真っ暗な山の中を走ったら、そりゃ怖いだろうな、面白くないだろうな~と想像していました。
…が、ライトをうまく使えるようになると、とりあえず視界は全然暗くない。見えにくいこともなく、見える範囲に集中するからか全然怖くもありません。
時折、視線を遠くに移すと何かが動いたり、見えなくていいものが見えそうで怖いと思うことはありましたが^^;、足元を見ている分には暗さも恐怖もありません。
やがて平坦なところから走り始めます。おそるおそる。
稲荷山コースは木の根っこが多い。私、木の根っこは日中のトレイルでも嫌いです。なのでとても慎重に走ります。慎重に行きすぎて、いきなり滑って尻餅つきました(苦笑)。
でもこれで何かが吹っ切れて、だんだん闇夜の中を走ることが楽しくなってきます。夜のトレイルも走れるんだ、ワタシ!
このあたりでベンチで休憩するハイカーさん2人とご挨拶。往路会ったのは結局このお2人だけでした。
教えてもらった通り、のぼりなど歩いている時はヘッドライトのみで。走る時や見えにくいと思う時はハンドライトも併用して。
1人離れてしまうのが怖くて、前を行く人を懸命に追いかけているうちに(前に明かりがあるのとないのとでは明るさが全然違う)城山まで来ていました。ここで1回目の休憩。
街の夜景も見えました。上を見上げれば、たくさんの星。どっちも綺麗~!
明るくなるまでは怖くて消せないと思っていたヘッドライト。思い切って消してみると、星がますます綺麗に見える!
それにライト消しても真っ暗には感じない。意外と怖くないものなんですね。
しっかり補給して先に進みます。木が生い茂る場所は本当に暗かったですが、それにも慣れて。夜の山はしーーーんと静か。
前と離れてしまうと、真っ暗闇に1人。最初はすごく怖かったのに、これにも慣れてきました。1人でもヘッドライトとハンドライトの明かりがあればとりあえず大丈夫(ちょっと進めば待っててくれるから)、そうわかれば1人暗闇もへっちゃらです。走れます。
目は足元を見ることに集中。どこに足をついてどう走ろうか、頭はフル回転。何かが動く気配がないか…耳もフル稼働しています。
スピードはゆっくりなんだけど、すんごくお腹が空いたのは五感にエネルギーを使っていたからでしょうか。往路で持参のおにぎり2個と、スポーツようかん1個食べました。
みんなで励まし合いながら陣馬到着。お馬さんにタッチ!時間は2:30くらいだったでしょうか。
ここで2回目の休憩。城山と同じく、夜景も星も綺麗で。陣馬の方が空が広く見えるから、ベンチに仰向けになって星を眺めてたら、流れ星見えました^^♪
陣馬にはフツーのTシャツ短パン姿でタバコ吸ってる人が1人、それと私たちとは反対側からのぼってきたランナー?ハイカー?が1人いました。
ここでもしっかり補給して(私はさらにジェル1本食べました)、3:00に復路スタート!
しっかり休んだし、補給もしたし、下り基調だし、慣れてきたしで走る走る(スピードは遅いです^^;)。
気づけば4時(ジェル食べた)。上を見るとうっすらと空の色がかわってきている(星の輝きが薄くなってる)のがわかりました。そして4時を過ぎると、それまで静かだった山が急に虫の声で賑やかに。
虫が賑やかになると(夜中でも虫は元気でライトめがけて飛んでくるのが怖かった…)、鳥たちも鳴き始めました。こうやって1日が始まっていくんですね。
走り続けた疲労が出てきた頃、城山到着。3回目の休憩。
同じ場所から夜景と夜明けの風景を眺めるとは…感慨深い。ここにはラジオを聞いてるオジサンが1人いました。
かなり疲れてきましたが、明るくなったことで気持ちは元気。ヘッドライトはずして(頭が軽くなった)、ハンドライトだけ持って走り出しました(ハンドも結局使わなくて大丈夫でした)。
一丁平で富士山が見えてテンションあがりました♪
空の色とか、山の陰影とか全部綺麗っ!さらに進むと左前方に卵の黄身みたいな太陽が…!
で、この太陽を撮ろうとリュックをおろしたら、リュックにシャクトリムシみたいなのがついてることに気づきパニック(@_@)
同行者にとってもらい、何とか平静を取り戻しました(感謝)。そんなことしてるうちにだいぶのぼってしまった太陽。
ここからは高尾山頂で飲むコーラを楽しみに走り(ってか登り)ました。高尾山頂でコーラで乾杯。美味しかったなぁ~。
高尾山頂には結構な人がいました。小さな子もいて。トレイルランナーとかハイカーっていう雰囲気はなくて…みんなあそこで夜を過ごしたのでしょうか???
足がだいぶ疲れていたので、根っこの多い稲荷山は避けて、1号路で帰ってきました(のぼってくるランナーさん何人かとすれ違いました)。6:00にゴール!
すごく楽しく、いい練習になった6時間半でした。
ヘッドライトのところでも書きましたが信越五岳、ペーサー参加予定です。ペーサーと言いながら…私に声をかけてくれた選手は、UTMFも完走していて、走力高く、ほんとはペーサーなんていなくてもゴールできるんです。
私がペーサーで参加してみたいと言ってるのを聞いて、声をかけてくれたんです(嬉)。
私はトレイル下手だし…ペーサーらしいことは何もできないかもしれません。せめて遅れることなく走れるように、本番までできることやっておきたいと思います。
とりあえず。ナイトトレイルは面白いこと、ライトがあれば走れることがわかってよかったです!ご一緒して下さった皆さん、ありがとうございました!!
土曜日の夜。夜の11時過ぎ。高尾山口で電車を降りる人は驚くほど少なく…。
「ナイトトレイル 高尾」とかで検索してみると、結構な数のブログが出てきたので、夜の高尾を走る人はもっといるのかと勝手に思っていました。でもこの夜は私たちだけだったようです。
準備を整え、荷物はロッカーに入れてスタート。23:20くらいだったでしょうか。
稲荷山コースでのぼり始めます。今回は3人で行きました。【初ナイトトレイル】は私だけ。2人は経験者なので、ライトの使い方など教えてもらいつつ、最初は歩きで。
あるブログには「ナイトはつまらない」と書いてありました。ある人は「ナイトはとても怖い」と言っていました。
真っ暗な山の中を走ったら、そりゃ怖いだろうな、面白くないだろうな~と想像していました。
…が、ライトをうまく使えるようになると、とりあえず視界は全然暗くない。見えにくいこともなく、見える範囲に集中するからか全然怖くもありません。
時折、視線を遠くに移すと何かが動いたり、見えなくていいものが見えそうで怖いと思うことはありましたが^^;、足元を見ている分には暗さも恐怖もありません。
やがて平坦なところから走り始めます。おそるおそる。
稲荷山コースは木の根っこが多い。私、木の根っこは日中のトレイルでも嫌いです。なのでとても慎重に走ります。慎重に行きすぎて、いきなり滑って尻餅つきました(苦笑)。
でもこれで何かが吹っ切れて、だんだん闇夜の中を走ることが楽しくなってきます。夜のトレイルも走れるんだ、ワタシ!
このあたりでベンチで休憩するハイカーさん2人とご挨拶。往路会ったのは結局このお2人だけでした。
教えてもらった通り、のぼりなど歩いている時はヘッドライトのみで。走る時や見えにくいと思う時はハンドライトも併用して。
1人離れてしまうのが怖くて、前を行く人を懸命に追いかけているうちに(前に明かりがあるのとないのとでは明るさが全然違う)城山まで来ていました。ここで1回目の休憩。
街の夜景も見えました。上を見上げれば、たくさんの星。どっちも綺麗~!
明るくなるまでは怖くて消せないと思っていたヘッドライト。思い切って消してみると、星がますます綺麗に見える!
それにライト消しても真っ暗には感じない。意外と怖くないものなんですね。
しっかり補給して先に進みます。木が生い茂る場所は本当に暗かったですが、それにも慣れて。夜の山はしーーーんと静か。
前と離れてしまうと、真っ暗闇に1人。最初はすごく怖かったのに、これにも慣れてきました。1人でもヘッドライトとハンドライトの明かりがあればとりあえず大丈夫(ちょっと進めば待っててくれるから)、そうわかれば1人暗闇もへっちゃらです。走れます。
目は足元を見ることに集中。どこに足をついてどう走ろうか、頭はフル回転。何かが動く気配がないか…耳もフル稼働しています。
スピードはゆっくりなんだけど、すんごくお腹が空いたのは五感にエネルギーを使っていたからでしょうか。往路で持参のおにぎり2個と、スポーツようかん1個食べました。
みんなで励まし合いながら陣馬到着。お馬さんにタッチ!時間は2:30くらいだったでしょうか。
ここで2回目の休憩。城山と同じく、夜景も星も綺麗で。陣馬の方が空が広く見えるから、ベンチに仰向けになって星を眺めてたら、流れ星見えました^^♪
陣馬にはフツーのTシャツ短パン姿でタバコ吸ってる人が1人、それと私たちとは反対側からのぼってきたランナー?ハイカー?が1人いました。
ここでもしっかり補給して(私はさらにジェル1本食べました)、3:00に復路スタート!
しっかり休んだし、補給もしたし、下り基調だし、慣れてきたしで走る走る(スピードは遅いです^^;)。
気づけば4時(ジェル食べた)。上を見るとうっすらと空の色がかわってきている(星の輝きが薄くなってる)のがわかりました。そして4時を過ぎると、それまで静かだった山が急に虫の声で賑やかに。
虫が賑やかになると(夜中でも虫は元気でライトめがけて飛んでくるのが怖かった…)、鳥たちも鳴き始めました。こうやって1日が始まっていくんですね。
走り続けた疲労が出てきた頃、城山到着。3回目の休憩。
同じ場所から夜景と夜明けの風景を眺めるとは…感慨深い。ここにはラジオを聞いてるオジサンが1人いました。
かなり疲れてきましたが、明るくなったことで気持ちは元気。ヘッドライトはずして(頭が軽くなった)、ハンドライトだけ持って走り出しました(ハンドも結局使わなくて大丈夫でした)。
一丁平で富士山が見えてテンションあがりました♪
空の色とか、山の陰影とか全部綺麗っ!さらに進むと左前方に卵の黄身みたいな太陽が…!
で、この太陽を撮ろうとリュックをおろしたら、リュックにシャクトリムシみたいなのがついてることに気づきパニック(@_@)
同行者にとってもらい、何とか平静を取り戻しました(感謝)。そんなことしてるうちにだいぶのぼってしまった太陽。
ここからは高尾山頂で飲むコーラを楽しみに走り(ってか登り)ました。高尾山頂でコーラで乾杯。美味しかったなぁ~。
高尾山頂には結構な人がいました。小さな子もいて。トレイルランナーとかハイカーっていう雰囲気はなくて…みんなあそこで夜を過ごしたのでしょうか???
足がだいぶ疲れていたので、根っこの多い稲荷山は避けて、1号路で帰ってきました(のぼってくるランナーさん何人かとすれ違いました)。6:00にゴール!
すごく楽しく、いい練習になった6時間半でした。
ヘッドライトのところでも書きましたが信越五岳、ペーサー参加予定です。ペーサーと言いながら…私に声をかけてくれた選手は、UTMFも完走していて、走力高く、ほんとはペーサーなんていなくてもゴールできるんです。
私がペーサーで参加してみたいと言ってるのを聞いて、声をかけてくれたんです(嬉)。
私はトレイル下手だし…ペーサーらしいことは何もできないかもしれません。せめて遅れることなく走れるように、本番までできることやっておきたいと思います。
とりあえず。ナイトトレイルは面白いこと、ライトがあれば走れることがわかってよかったです!ご一緒して下さった皆さん、ありがとうございました!!