2014年11月05日
天空への回廊
厚みをわかってほしくて、横から撮ってみたんですが伝わるでしょうか。
天空への回廊 (光文社文庫)
春を背負って
未踏峰
…に続く、私にとって3冊目の笹本作品。
厚みのある本ってね、、、私の場合、読みだすまでに時間がかかってしまうのです(Aちゃん、借りっぱなしでごめんね~!)。
総ページ数、650ページくらいあります^^;。この厚みに負けて…次に読む本としてスタンバイしてから読み始めるまでにかかったのは2週間くらい(笑)。
ようやく読み始めてみたものの。
前半は話があっちへ行ったり、こっちへ来たり。登場人物も多く、それぞれがつながらず、正直…読み進めにくかったです。
あ、舞台はエベレストです!
想像を絶する高所での壮絶な描写がたくさん出てきます。
辛抱強く読み進めて行き、後半に入ると、あちこちに散らばっていた話が全てつながってきます。つながると俄然面白くなり、ぐいぐい読めました。
世界各国をまたにかけての壮大なテロ。それを唯一阻止できるのがエベレスト頂上付近にいる民間の日本人クライマー。
山を舞台とした話でありながら、頭に浮かぶのはハリウッドで映画化されたかのような映像でした(実際、映画にしても面白いと思う。エベレスト山頂という設定が難しいかもしれないけど)。
テロを阻止できるのか?
クライマーは無事生還できるのか?
ハラハラドキドキでした。
最後は「そこで終わっちゃうのか~」という感じでしたが、読後感はやっぱり悪くない。ここが笹本作品のいいところ。
興味とお時間ある方は読んでみて下さい♪
これまた面白かったので、続いてもう1冊、図書館で笹本作品借りてきて読みました。後日紹介させてもらいま~す^^
▼天空への回廊 (光文社文庫)