2014年12月03日
大阪ロードレース レポ
11/30、大阪ロードレースに参加してきました。
あまり知られていない地味めなレースですが、とてもきちんとした30kmの公認レースです。
場所は…
そう、大阪国際女子マラソンの舞台でもある長居陸上競技場!
大阪国際じゃなのが残念ですが、またココを走れるなんて思ってなかったのでしみじみとしたキモチになりました(笑)。
大阪国際だとこの入口の脇にスペシャル預かりがあって、応援の人もチームのメンバーもたくさんいますが、この日は「ぼっち参加」。参加者も応援も少ないのでひっそりとしています。
レース概要を少し。
この大会、誰でも走れるワケではありません。参加資格があります…と言っても、女子はとても優遇(?)されています。
▼女子
(1)日本陸上競技連盟登録者
(2)満19歳(平成27年1月25日現在)以上の女性
(3)第34回大阪国際女子マラソン(平成27年1月25日)に参加を予定している者で、平成25年1月1日以降に次の記録を有する者
マラソン 3時間45分以内
30km 2時間35分以内
ハーフ 1時間45分以内
20km 1時間35分以内
10000m 40分以内
これに対し、男子は…
▼男子
(1)日本陸上競技連盟登録者(中学生・高校生は除く)
(2)平成25年1月1日以降に次の記録を有する者
マラソン 2時間45分以内
30km 1時間55分以内
ハーフ 1時間16分以内
20km 1時間12分以内
10000m 35分以内
女子に対して、男子の資格の厳しいこと^^;。大会プログラムを見ると、女子エントリー数132に対し、男子はたったの38でした。福岡国際走れるような人しかエントリーできないのに、福岡国際の1週間前ですしね。
スタートから2時間35分後に競技打ち切りとなります。また、コースは競技場の周辺をぐるりとまわる周回コースなのですが、最終の1周をスタートから2時間15分までに通過しない場合にはストップをかけられます。(もっと詳細しりたい方は→大会概要pdfファイル)
スタートは11時。私は9時半前に受付済ませました。ちなみに、事前にハガキなどは届きません。エントリーはメールで、「受付ました」と返信がくればOK。当日は壁に張り出された表から自分の名前を探し、ゼッケンNoを確認。そのNoを受付で言うと、ゼッケンと参加賞をもらえます。
更衣室に行くと、すでに皆さん着替えたり食べたりと準備を着々と進めてました。
そう、更衣室ですが。大阪国際だとハーフ資格だった私は、トラック入口から一番遠い部屋が更衣室になるんです。この日は4つくらい更衣室解放されてて、どこで着替えてもOKだったので、今まで入れなかったサブ3の超速い方たちが使う、トラックに一番近い更衣室で着替えてみました(←なんだかんだとぼっち参加でも楽しんでました・笑)。
ゼッケンつけたり準備を済ませて、アップへ。トラックでアップできます。またここを走れる~と再びしみじみ。
でも…朝から思ってたけど…ちょっと暑くない?陽射し強くない?
2kmほど気持ちよく走ったらもう汗が…^^;。戻ってたっぷり給水。袖なしのウェアにゼッケンつけていましたが、それでも暑そうだと判断。首や腕まわりがもっとあいてるさらに涼しいウェアにゼッケンつけなおして、着替えました。周りからも「今日暑いなぁ、半袖選んで後悔してる~」なんて声が聞こえていました。
スタート10分前に点呼あり。超速い男子が先頭から2列。その後ろに女子。6~7列(1列に横に20人並ぶ)くらい。パンと音が鳴ってスタート。
まずはトラック3周。男子が速いのは当然のこととして。女子もほとんどが資格狙いなので最初から速い速い。
決してラクに走れるペースじゃないハズなのに、みんなどんどん前に行ってしまいます。私はイーブンペースを刻みたかったので、気持ちを落ちつけて周りを見ます。
本当はね、GARMINでペース確認しながら走る予定だったのですが、なんかカバンの中で誤作動していたようで、競技場着いた頃に充電切れてたんです…orz
なので、周りのランナーで同じように走る人がいないか探しました。ゼッケンNoはタイム順なので、ゼッケンNoが若い人は力のある速い人です。若いNoで落ち着いて走ってる人の近くで走ります。あっという間に1km通過。4'25くらいだったかな。そうそう、このくらいのペースで行きたいんです、今日は。
3周終えて競技場を出ると、公園の周回コースへ。周回コースは1周2,800mちょっと。ここを10周して、最後はまた競技場に戻ってゴールです。
競技場を出てすぐのところに給水があります。暑かったので毎周給水があるのはとてもありがたかったです。さすがに最初の周回ではとらなかったけど、すでにとってる人もいました。
同じようなペースの人たちで、なんとな~く集団が形成されていきます。GARMINもないし、距離表示も5kmごとしかないのでペースが不安ですが、この集団についていくことに。
2周目の途中で5km通過、順調。
この先集団が少し縦長に。前を行くランナー(最初に飛ばし過ぎたのかすでに呼吸荒い)をとらえながら走ってます。体感、ちょっとキツめ。ペースあがったかな~と思ってると、ゼッケン10番台の人(←速い)がすーっと後ろにさがってきました。細かく時計見て、きっちりペースを見ながら走ってるようです。背中を見ても全然ブレてなくて、いい走り。この人についていこう!と思いました。
時折、集団から少し離れたりもしましたが、気づくと集団後方に追いついて…ということを繰り返し4周目10km通過、LAPが少しあがってます。やっぱり集団の前の方、ペースがあがっていたようです。
給水は毎周とっていました。集団で走るのはラクですが、給水の時だけはコップ取るのに苦労したり(テーブル短かったので)、ペースが上下して大変でした^^;。
そういえば周回コースの半分(1/3?)くらいは日陰でひんやりと心地よいゾーンがありました。10番台の方の背中をみつめて走り続け…足に違和感を覚えたのは5周目に入った頃だったでしょうか。
嘘でしょ~?!まだ呼吸もそんなにあがってないのに。毎周給水してるのに(と言っても、ペース速いからほとんどこぼしてたけど←これがいけなかったのかな)。
足が…足の内部に…私の意志とは関係なくビクビク動くものが。平たく言うと、足が攣る前兆なのですが、最近走った高島平やしまだ大井川では攣らずに走れてたので、久しぶりの感覚過ぎて、足の中に別の生き物がいるような感覚。
左足がビクっとする→走り方考える・気をつける→右足がビクっとする→走り方を考える・気をつける→やばい、今度は右の腿裏だ→また左足だ…もう攣り攣りパニックです^^;。
でもまだペースはキープできていて、5周目15km通過、LAP的には順調。沿道から「この集団いいぞ~」の声。でも私の足はもうどうなるのかわかりません。
15km通過のLAPを見て、私の前にいた10番台の方、ペースアップされました。後半上げようと思ってたんでしょうね。これについていこうとしたら足がビクン。完全に攣ってはいないのですが、足の曲げ伸ばしが思う通りにできません(>_<)
こうなってしまうとペースダウン…どころか走ることさえもままならず、ほぼ歩いてるような感じに。あ~ぁ、25kmとは言わずとも最低でも20kmは集団についていけると思ってたのにな、ここまでか~と空を見上げてしまいました。
半分で夢破れるとは情けない。応援に来てくれていたお友達のところまで走って状況報告とお詫び。なのに笑顔で応援してくれる、ありがたすぎます(T_T)
ようやく給水にたどりつき、思いきって足をとめて、コップ3杯飲みました。とにかく水分が足りてないので、飲めば治るはず。治れば走れるはずと。
でもね、キモチはボッキボキですよ。あと半分も走るれるのかな~って。そんなことを思っていると、男子先頭の先導車がやってきました。陸連のオジサマが乗ってます。
オジサマ、給水で足をとめてる私を見て「やめますか?」と言われました。やめたいキモチ、実はありました。ありましたけど、とめられたならやめるけど、自分の意思ではやめない!と思い、走り出します。
でも飲んだ水分すぐには吸収されないので、歩いたり走ったりの繰り返し。救いは私のちょっと前に、同じような状態のランナーさん(20番台←やっぱり速い)がいたこと。その方と前後しながら走っていきます。
そのうち、私の方が走れる距離が長くなっていき前へ。多めに給水しないとまた足がおかしくなるので、給水に時間をとられますが、なんとか走り続けられる状態まで戻りました。
…と言っても7周目20km通過のLAPはヒドイものでした。しかたないです。でもあと10km。
足を気にしながらでペースは遅いのですが、それでも前を走るランナーさんに追いつくことがあり。人数少ないので、集団で一緒に走ってた人だな~キツくなっちゃったんだな~とか。
よくわからないけど、急に無心になり、前だけ見て走るようになってました。9周目25km通過。走り続けられるものの、ペースは全然戻せません。でもLAPも気にならない。ただ走る。あと5km走る。
男子の先頭には2回抜かれた記憶。女子の上位3人くらいにも周回遅れにされました。彼・彼女らの走りのカッコいいこと!
最後の周回でふと、久しぶりに時計を見ました。ちょっと怖いんですが、ちょうど2時間13分が経過するところでした。この時間でのゴールを目指してたけど、私は競技場にすら辿りついてない。。。どのくらいの人が13分切れたのかな。
ようやく競技場に戻り、広々としたトラックを3/4周くらい走ってゴール。タイムは2時間19分14秒。フルマラソンの途中でももうちょっといいタイムで通過できますよ~というタイム(-_-;)
色々あるけど、ゴールまで走れたことはよかったです。資格狙いの人が多いからでしょうね、ゴールして涙している人も見かけました。
ゴール後も足は変だったので、たっぷり給水。応援に来てくれたお友達にお礼を言って、更衣室へ。
着替えようとしたら、両足にもうどうにもならないほどの、完全なる痙攣が(走ってる時にここまでならなくて本当によかった)。どうにも動かせない足をかかえ、1人床に座り込んで悶絶していると、心優しい3人の関西ランナーさんが、足を伸ばしたり、飲み物持ってきてくれたり、バナナくれたりしました。「私もよくなるからわかるよ~」とか「頑張った証拠だね」と優しい言葉をかけてくれて、ホロリときました(T_T)
何とか着替えを終え、帰る前に記録証をもらえます。手書きで立派です。
そうそう、この大会、参加費がおそろしく良心的なんですよ。大阪陸連登録の方は1000円、他府県登録者1500円。参加賞なんてないものと思ってましたがありました。
大坂の大会で何故に…?の
六花亭のお菓子詰め合わせ(笑)。面白い、そして変なモノもらうよりよっぽど嬉しい!
関東からだとちと遠いですが、30kmの公認レース、長居を走れちゃう(でも国際狙いの人は国際資格とってから走りたいよね。国際資格とって眺めた長居のトラック、忘れられないもの)という貴重さ、人も少なく、コースもフラットで走りやすい。私的にはかなりいいレースでした。
私、30kmという距離のレース嫌いじゃないです。結果ダメダメなのに楽しかったな~と思ってしまうんです。もしかしたら来年も行くかも…と自分のためにレポが詳細になり、長文失礼いたしました。
最後に。
この大会のことを教えてくれたMちゃん。
迷える私の背中を押してくれたEさん・Sさん。
現地応援して下さったMさん。
心から感謝しています。ありがとうございました!!
それと。
沿道からプログラム片手に名前を読んで応援して下さった方、「ブログ読んでます」と声かけて下さった方。
皆さんの声援に力をもらってゴールまで前に進めました。ありがとうございました!!
大阪楽しかった~☆ダメだったところ反省して、次に向かいます^^
場所は…
そう、大阪国際女子マラソンの舞台でもある長居陸上競技場!
大阪国際じゃなのが残念ですが、またココを走れるなんて思ってなかったのでしみじみとしたキモチになりました(笑)。
大阪国際だとこの入口の脇にスペシャル預かりがあって、応援の人もチームのメンバーもたくさんいますが、この日は「ぼっち参加」。参加者も応援も少ないのでひっそりとしています。
レース概要を少し。
この大会、誰でも走れるワケではありません。参加資格があります…と言っても、女子はとても優遇(?)されています。
▼女子
(1)日本陸上競技連盟登録者
(2)満19歳(平成27年1月25日現在)以上の女性
(3)第34回大阪国際女子マラソン(平成27年1月25日)に参加を予定している者で、平成25年1月1日以降に次の記録を有する者
マラソン 3時間45分以内
30km 2時間35分以内
ハーフ 1時間45分以内
20km 1時間35分以内
10000m 40分以内
これに対し、男子は…
▼男子
(1)日本陸上競技連盟登録者(中学生・高校生は除く)
(2)平成25年1月1日以降に次の記録を有する者
マラソン 2時間45分以内
30km 1時間55分以内
ハーフ 1時間16分以内
20km 1時間12分以内
10000m 35分以内
女子に対して、男子の資格の厳しいこと^^;。大会プログラムを見ると、女子エントリー数132に対し、男子はたったの38でした。福岡国際走れるような人しかエントリーできないのに、福岡国際の1週間前ですしね。
スタートから2時間35分後に競技打ち切りとなります。また、コースは競技場の周辺をぐるりとまわる周回コースなのですが、最終の1周をスタートから2時間15分までに通過しない場合にはストップをかけられます。(もっと詳細しりたい方は→大会概要pdfファイル)
スタートは11時。私は9時半前に受付済ませました。ちなみに、事前にハガキなどは届きません。エントリーはメールで、「受付ました」と返信がくればOK。当日は壁に張り出された表から自分の名前を探し、ゼッケンNoを確認。そのNoを受付で言うと、ゼッケンと参加賞をもらえます。
更衣室に行くと、すでに皆さん着替えたり食べたりと準備を着々と進めてました。
そう、更衣室ですが。大阪国際だとハーフ資格だった私は、トラック入口から一番遠い部屋が更衣室になるんです。この日は4つくらい更衣室解放されてて、どこで着替えてもOKだったので、今まで入れなかったサブ3の超速い方たちが使う、トラックに一番近い更衣室で着替えてみました(←なんだかんだとぼっち参加でも楽しんでました・笑)。
ゼッケンつけたり準備を済ませて、アップへ。トラックでアップできます。またここを走れる~と再びしみじみ。
でも…朝から思ってたけど…ちょっと暑くない?陽射し強くない?
2kmほど気持ちよく走ったらもう汗が…^^;。戻ってたっぷり給水。袖なしのウェアにゼッケンつけていましたが、それでも暑そうだと判断。首や腕まわりがもっとあいてるさらに涼しいウェアにゼッケンつけなおして、着替えました。周りからも「今日暑いなぁ、半袖選んで後悔してる~」なんて声が聞こえていました。
スタート10分前に点呼あり。超速い男子が先頭から2列。その後ろに女子。6~7列(1列に横に20人並ぶ)くらい。パンと音が鳴ってスタート。
まずはトラック3周。男子が速いのは当然のこととして。女子もほとんどが資格狙いなので最初から速い速い。
決してラクに走れるペースじゃないハズなのに、みんなどんどん前に行ってしまいます。私はイーブンペースを刻みたかったので、気持ちを落ちつけて周りを見ます。
本当はね、GARMINでペース確認しながら走る予定だったのですが、なんかカバンの中で誤作動していたようで、競技場着いた頃に充電切れてたんです…orz
なので、周りのランナーで同じように走る人がいないか探しました。ゼッケンNoはタイム順なので、ゼッケンNoが若い人は力のある速い人です。若いNoで落ち着いて走ってる人の近くで走ります。あっという間に1km通過。4'25くらいだったかな。そうそう、このくらいのペースで行きたいんです、今日は。
3周終えて競技場を出ると、公園の周回コースへ。周回コースは1周2,800mちょっと。ここを10周して、最後はまた競技場に戻ってゴールです。
競技場を出てすぐのところに給水があります。暑かったので毎周給水があるのはとてもありがたかったです。さすがに最初の周回ではとらなかったけど、すでにとってる人もいました。
同じようなペースの人たちで、なんとな~く集団が形成されていきます。GARMINもないし、距離表示も5kmごとしかないのでペースが不安ですが、この集団についていくことに。
2周目の途中で5km通過、順調。
この先集団が少し縦長に。前を行くランナー(最初に飛ばし過ぎたのかすでに呼吸荒い)をとらえながら走ってます。体感、ちょっとキツめ。ペースあがったかな~と思ってると、ゼッケン10番台の人(←速い)がすーっと後ろにさがってきました。細かく時計見て、きっちりペースを見ながら走ってるようです。背中を見ても全然ブレてなくて、いい走り。この人についていこう!と思いました。
時折、集団から少し離れたりもしましたが、気づくと集団後方に追いついて…ということを繰り返し4周目10km通過、LAPが少しあがってます。やっぱり集団の前の方、ペースがあがっていたようです。
給水は毎周とっていました。集団で走るのはラクですが、給水の時だけはコップ取るのに苦労したり(テーブル短かったので)、ペースが上下して大変でした^^;。
そういえば周回コースの半分(1/3?)くらいは日陰でひんやりと心地よいゾーンがありました。10番台の方の背中をみつめて走り続け…足に違和感を覚えたのは5周目に入った頃だったでしょうか。
嘘でしょ~?!まだ呼吸もそんなにあがってないのに。毎周給水してるのに(と言っても、ペース速いからほとんどこぼしてたけど←これがいけなかったのかな)。
足が…足の内部に…私の意志とは関係なくビクビク動くものが。平たく言うと、足が攣る前兆なのですが、最近走った高島平やしまだ大井川では攣らずに走れてたので、久しぶりの感覚過ぎて、足の中に別の生き物がいるような感覚。
左足がビクっとする→走り方考える・気をつける→右足がビクっとする→走り方を考える・気をつける→やばい、今度は右の腿裏だ→また左足だ…もう攣り攣りパニックです^^;。
でもまだペースはキープできていて、5周目15km通過、LAP的には順調。沿道から「この集団いいぞ~」の声。でも私の足はもうどうなるのかわかりません。
15km通過のLAPを見て、私の前にいた10番台の方、ペースアップされました。後半上げようと思ってたんでしょうね。これについていこうとしたら足がビクン。完全に攣ってはいないのですが、足の曲げ伸ばしが思う通りにできません(>_<)
こうなってしまうとペースダウン…どころか走ることさえもままならず、ほぼ歩いてるような感じに。あ~ぁ、25kmとは言わずとも最低でも20kmは集団についていけると思ってたのにな、ここまでか~と空を見上げてしまいました。
半分で夢破れるとは情けない。応援に来てくれていたお友達のところまで走って状況報告とお詫び。なのに笑顔で応援してくれる、ありがたすぎます(T_T)
ようやく給水にたどりつき、思いきって足をとめて、コップ3杯飲みました。とにかく水分が足りてないので、飲めば治るはず。治れば走れるはずと。
でもね、キモチはボッキボキですよ。あと半分も走るれるのかな~って。そんなことを思っていると、男子先頭の先導車がやってきました。陸連のオジサマが乗ってます。
オジサマ、給水で足をとめてる私を見て「やめますか?」と言われました。やめたいキモチ、実はありました。ありましたけど、とめられたならやめるけど、自分の意思ではやめない!と思い、走り出します。
でも飲んだ水分すぐには吸収されないので、歩いたり走ったりの繰り返し。救いは私のちょっと前に、同じような状態のランナーさん(20番台←やっぱり速い)がいたこと。その方と前後しながら走っていきます。
そのうち、私の方が走れる距離が長くなっていき前へ。多めに給水しないとまた足がおかしくなるので、給水に時間をとられますが、なんとか走り続けられる状態まで戻りました。
…と言っても7周目20km通過のLAPはヒドイものでした。しかたないです。でもあと10km。
足を気にしながらでペースは遅いのですが、それでも前を走るランナーさんに追いつくことがあり。人数少ないので、集団で一緒に走ってた人だな~キツくなっちゃったんだな~とか。
よくわからないけど、急に無心になり、前だけ見て走るようになってました。9周目25km通過。走り続けられるものの、ペースは全然戻せません。でもLAPも気にならない。ただ走る。あと5km走る。
男子の先頭には2回抜かれた記憶。女子の上位3人くらいにも周回遅れにされました。彼・彼女らの走りのカッコいいこと!
最後の周回でふと、久しぶりに時計を見ました。ちょっと怖いんですが、ちょうど2時間13分が経過するところでした。この時間でのゴールを目指してたけど、私は競技場にすら辿りついてない。。。どのくらいの人が13分切れたのかな。
ようやく競技場に戻り、広々としたトラックを3/4周くらい走ってゴール。タイムは2時間19分14秒。フルマラソンの途中でももうちょっといいタイムで通過できますよ~というタイム(-_-;)
色々あるけど、ゴールまで走れたことはよかったです。資格狙いの人が多いからでしょうね、ゴールして涙している人も見かけました。
ゴール後も足は変だったので、たっぷり給水。応援に来てくれたお友達にお礼を言って、更衣室へ。
着替えようとしたら、両足にもうどうにもならないほどの、完全なる痙攣が(走ってる時にここまでならなくて本当によかった)。どうにも動かせない足をかかえ、1人床に座り込んで悶絶していると、心優しい3人の関西ランナーさんが、足を伸ばしたり、飲み物持ってきてくれたり、バナナくれたりしました。「私もよくなるからわかるよ~」とか「頑張った証拠だね」と優しい言葉をかけてくれて、ホロリときました(T_T)
何とか着替えを終え、帰る前に記録証をもらえます。手書きで立派です。
そうそう、この大会、参加費がおそろしく良心的なんですよ。大阪陸連登録の方は1000円、他府県登録者1500円。参加賞なんてないものと思ってましたがありました。
大坂の大会で何故に…?の
六花亭のお菓子詰め合わせ(笑)。面白い、そして変なモノもらうよりよっぽど嬉しい!
関東からだとちと遠いですが、30kmの公認レース、長居を走れちゃう(でも国際狙いの人は国際資格とってから走りたいよね。国際資格とって眺めた長居のトラック、忘れられないもの)という貴重さ、人も少なく、コースもフラットで走りやすい。私的にはかなりいいレースでした。
私、30kmという距離のレース嫌いじゃないです。結果ダメダメなのに楽しかったな~と思ってしまうんです。もしかしたら来年も行くかも…と自分のためにレポが詳細になり、長文失礼いたしました。
最後に。
この大会のことを教えてくれたMちゃん。
迷える私の背中を押してくれたEさん・Sさん。
現地応援して下さったMさん。
心から感謝しています。ありがとうございました!!
それと。
沿道からプログラム片手に名前を読んで応援して下さった方、「ブログ読んでます」と声かけて下さった方。
皆さんの声援に力をもらってゴールまで前に進めました。ありがとうございました!!
大阪楽しかった~☆ダメだったところ反省して、次に向かいます^^