2015年05月04日
私も気になっていたこと。
私も気になっていたこと、うまく記事にされてるブログがあったので紹介させていただきます。
Mountain Martial Arts内のエディさんのブログの記事です。
まずは読んでみてください
▼トレランレースでの痛み止め使用について
ロードでのフルマラソンなどと違って、トレイルはやめたい時にやめることができない場合もあります。
ドロップできるポイントで、「次のポイントまで自力で進めるか」を自問し、そこまで進める自信がないなら、あと数kmとか数十分は動けるとしてもやめる勇気が必要になります。
だからエディさんが「お守りとして痛み止めを常備している」というのはすごくわかります。自己ベストとか無理してでもゴールするためじゃなく、無事に下山するため。
実際、私もITJの時は自作のファーストエイドキットに痛み止め入れておきました。よほどのことがあった時のためなので、もちろん使うことはありませんでしたけどね。
山では何があるかわからないし、山の中では自己責任ですから、それに備えての痛み止めはアリだと私は思ってます。特にロングトレイルでは。
で、私が一番気になってるのは、やめようと思ったらやめることのできるロードでも痛み止めを使ってる人が少なくない、ということです。
「痛み止め飲んで走ったことある?」
私の答えはYesです。レースではなく、練習の時ですけどね。初めての100kmに向けて練習していた頃のこと。初めての距離にいろんなところが痛いような気がして同行の方にもらって飲みました。
…が、正直、私には効いてるのかよくわからなくて(そもそもたいして痛くなかったのかも?!)。でもとりあえずその日のゴールまでは走れました。今思えば、痛みどうこうより疲労の方がひどかった可能性大(苦笑)。
先輩ランナーの話を聞き、魔法の薬のように思えて持って走ってたこともありますが。はっきりとした効果を感じられなかったことと、ウルトラのレースだと後半は1粒飲むことさえ億劫でパス、フル以下だと走るのに忙しくてそんなことしてる暇ない!ってことで使う機会なく。
月日が経ち…今では(走るのに支障をきたすほど)足が痛くなることはないので必要ありません。
ちなみに全く足が痛くならないワケではなく、ヤバイなぁ~と思ったらシューズをかえたり、テーピングしたり、数日走らないなど自分なりの対処してます。膝を痛めたことだけはありませんが、脹脛靭帯や足底筋膜炎、アキレス腱炎、肉離れなど…オーバーワークによる足の痛みは経験してきていますので。
それなりの年月をかけて、自分の体とうまく折り合いつけられるようになってきたということでしょうか。
痛み止めを使うのはいいのか、悪いのか。いろんな考え方があると思いますが。
痛いのに走るって、フツーに考えておかしいですよね?
痛み止め飲んで走るって、フツーに考えて体に悪そうですよね?
それでも、という方もいるかと思います。そこはもうご自分の判断でいいと思います。(本当は休んで~と言いたいですが)
せめてこの点だけ。
他のランナーさんに安易にすすめるのはやめませんか。
使用して走ったことをブログなど多くの人の目に触れる場に書いたりするはのやめませんか。
「そうやって走ればいいんだ」「そういうものなんだ」と思ってしまうビギナーランナーさんもいるかもしれませんので。
エディさんのブログより
痛み止めには自分の力と現実の差を埋めてしまう魔力があります。周りが完走するから自分も完走したい、歩くとタイムが遅くなるから走り続けたい…膝が痛くてそう思うことは誰にでもあります。しかし、そこで痛み止めを飲んで続けるのが本当に自分の挑戦なのか、それがトレランの魅力なのか、そこまで身体を痛みつける必要があるのかなど…想いはそれぞれですが、一度考えてみるのもよいのかもしれません。
トレランの魅力とありますが、走る魅力と置き換えてもいいと思います。
エディさんの記事のおかげで、改めて考えるいい機会となりました。
よかったら皆さんも考えてみてください。
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