さいたま国際 レポ2|美ジョギング
楽しく・美しく走るのがモットー。年に何度かはタイム狙ってみたり、ウルトラもやってます。
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2015年11月19日

さいたま国際 レポ2

後半戦へ。
▼~25km
コース高低図をみると、20km過ぎから30km手前まで平坦になっています。なのでここは少しペースアップしたいと思っていました。でもペースアップどころか、気を抜くとペース落ちてます。なんで?まだ25kmも走ってないのに。ペースも抑えめできたのに…とプチパニくると、息があがってしまうので、いったん深呼吸してリラックス。でもやっぱり今までのようにラクに走れません。並んで走っていたランナーさんに置いていかれちゃいます( ;∀;)。大きな道路に出て、3つめの神明町の折り返しに向かいます。ここもすれ違いなんですが、すでにトップ集団は通過した後だったようで。サブ3の快速ランナーがポツポツとやってきます。西谷綾子ちゃんもキツそうな表情で一生懸命走ってました。お友達を探して手を振りつつ25km表示→24'16

▼~30km
LAPが落ちてることから、効いてくれ~と祈るような気持ちでジェル摂取。足が前に出なくなってきてる…重いとか終わったというよりは、いつものアレ…きゅ~んと縮こまってきてる?給水もしっかりととり、神明町の折り返し。足を気にすると余計おかしなことになるので、すれ違いのお友達探しに没頭(笑)。チャレンジャーの部に追いついてきてる一般の部の速い男性ランナーの中からもチームメンバーをみつけて声かけたり。やがて。後半のポイントと心得ていた浦和美園の坂が前方に見えてきます。今のこの状態であそこのぼるのイヤだな~(ってこういうこと思うから余計ダメなんですよね^^;)と思っても、進んでいけば坂突入。坂の前にお友達から応援。坂の途中でも応援。坂の上でも応援。さ…サボれません(笑)、おかげでなんとか走れました(感謝)。
さいたま国際 レポ2
でも坂道のぼったら足はますますきゅんきゅん。ちょっとでも変なところに力入ったらきゅんがぎゅ~んになってしまいそうです(わかる?)。その後も新見沼大橋まで続く細かなアップダウン。足の状態を確認しながら30km表示→24'59

▼~35km
30km過ぎの給水からはスポドリ+水両方とりました。もう5'00/kmまでペース落ちてますが、これ以上悪化しませんようにと祈る気持ちで。今までだったら、LAPタイムの落ち具合に凹んでブルーな気持ちで走ってたけど、何故か別大から凹まず走る方法を取得(笑)。凹んでても前には進めません。今できることをやるのみ。料金所手前でK先生からの応援を受け、復路の新見沼大橋へ。復路でも紙で応援してくれるオジサン発見。「頑張れとしか言えません」とか書いてあってツボでした^^。ここで短パンが足にまとわりつくな~と思う。短パンが濡れてるわけですよ。何の迷いもなく私はスタート前の雨のせいだと思ってました。でも雲の切れ間から青空見えて、日差しも出てきて。ふと前を走る男性ランナーを見たら、短パンビショビショで足に貼りついててね。ここで唐突に気付きました、自分が思ってるよりもずっと汗をかいてることに!最後の頼みのジェルをとり、32.5kmの給水では立ち止まって水とスポドリ2杯飲みました。足のご機嫌を伺いつつ、中尾陸橋もクリアし、35km表示→25'26

▼~40km
駒場運動公園のところで右折すると、それまでより道幅が狭くなります。その道の両側に応援の方々。友達からの応援も受け、顔だけ元気に(笑)走ってます。
さいたま国際 レポ2
足はかなりヤバイ状態。でも応援に背中を押されて前に進めてしまいます。北浦和の駅付近の応援の数はさらにすごく、ここにいる全ての人が私を応援してくれてる~くらいの応援を受けました。駅の手前と先でパワーをくれるお仲間からの応援。嬉しいな。給水で濡れた手をウェアで拭こうとしたら、ウェアもビッショリなことに今更気づき驚きました。次の給水でまた足をとめて2杯飲み。後続スタートの男性ランナーにもバンバン抜かれ、今までにも増して足が前に出なくなっていきます。さっきからすでに右ハム、私の思いとはちょっと違う動き方してるし^^;。ヤバイと思った時はもう歩きました。沿道からは「頑張って」「あとちょっとだよ」とたくさんの声援が飛んでくるので、またすぐに走り出すんですが、しばらく走ってはちょこっと歩いての繰り返し。周りを見ると、走れてる人の方が断然多いけど、走れていない人も少なくはなかったです。この5km長かった、40km表示→26'08

▼~ゴール
最後の給水はまた足をとめて2杯飲みました。今更飲んでも…って感じだけど、飲まずには進めませんでした。沿道からの応援に背中を押され、走る。遅くても最後は走り続けたい。足が変だからたまに変なリズムになりつつも、なんとか最後の坂をのぼり、あそこを左折したらゴール見えるのかな~ってところで、また友達からの応援を受ける。嬉しくてペースあげようとしたら、足だけにとどまらず、脇?横隔膜?あたりがピキーンと痛む。手でおさえながら走って、一応小さく手をあげてなんとかゴール→11'19(3:27'01)

▼ゴール後
横隔膜あたりがやっぱりおかしく、下手な動きをすると全身攣りそうだったので、そろりそろりと歩いて完走タオルをかけてもらいました。
さいたま国際 レポ2
すぐに給水したいのに、あんなに至れりつくせりだったのに、更衣室まで自分でとりにいかないと給水ありませんでした( ;∀;)。一刻も早く水分とって体を落ち着かせたいのですが、いろいろ気をつけながら超スロウで歩き、階段のぼり、ほぼ直立でチップをはずしてもらい、ようやく更衣室に戻って持参していたOS-1の残りを飲み干してから、水とスポドリゲット。ゆっくりちみちみと飲んでるうちに痙攣の危機から脱出できました。ゴール付近に戻り、仲間のゴールを待ちました。ゴールした友達の自己ベスト更新を喜んだり、ダメだったね~と愚痴を言い合ったり(笑)。記念撮影などもさんざんしてから、着替えて会場をあとにしました。

▼余談ですが…
タフなコースと言われるさいたま国際。ゴールした時はもう走りたくないと思ったけど、こうして振り返りながら考えてみると。得意/苦手でいったら、私は苦手なコースです。でも好きか/嫌いかでいったら、そんなに嫌いでもないんだよな~と(笑)。飽きずに走れるというか。平らになる20~30kmが一番面白くありませんでした。奥武蔵とか野辺山とか大田原とか…アップダウンのあるレース、全然うまくは走れないけど、決して嫌いではないのです。

脱線しますが、初ウルトラだった宮古島。アップダウンがイヤで平らなウルトラ走りたい!と次はサロマを選びました。当時の私はサロマにも坂あるじゃん!なんて言ってましたが、他にいくつか走った今なら言えます。サロマは(比較的かなり)平らです。平らだけど、私的には面白みにかけます。イヤになるほどのアップダウンがあるウルトラはブーブー言いながらも楽しいのです。そして本当に強いランナーは、どんなアップダウンがあっても走れるのです。へなちょこまっしぐらな私ですが、いつか強いランナーになりたいと夢みつつ、苦手にもかかわらず挑戦する気持ちは持ち続けていたいなと思います。

タフなコースだからこそ、攻略しがいがあるというか面白いですよ、さいたま。秋フルでいうと、これまで「大田原でサブ3できたらホンモノだよ」なんて会話してましたが、これからは「さいたまでサブ3(国際ゲット、サブ3.5、サブ4などなど)できたらホンモノだよ!」と言えると思います。さいたまで結果出せた強いランナーの皆さん、おめでとうございます。尊敬します☆

一方、私のようにあっさりヤラれてしまったランナーさん、本当にお疲れさまでした!精進してまた頑張りましょう☆今後平らなフルを選ぶか、タフなフルを選ぶか、アナタ次第(笑)。タイムもいいけど、走りごたえのあるレースもいいですよね^^。さいたまを走ったことで、いろんなフルマラソン走ってみたいと思うようになりました。

そして最後に。快適な運営をしてくださったスタッフさん、前に進む元気をたくさんくれた応援の皆さん、本当にありがとうございました!!結果はともあれ、思いっきり走れてシアワセな42.195kmでした。やっぱりフルマラソンは面白い!

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