午前8時20分頃会場入り。すぐに更衣テントに向かい、のんびり着替えました。だって…外は風が強くて寒いんですもの！袖なしトップスにミニのランスカじゃ寒いかな～と思っても、予備のウェアなんて持ってきてないし＾＾；。アームウォーマー持ってきてヨカッタ～。

着替え後、日焼け止め塗って、スタート前最後のエネルギー補給して、iPodとアームウォーマー装着して（そうこうしているうちに更衣テント内は大混雑）、サンバイザーをかぶって準備完了。上着をはおってテントを出て、hiddieさんに連絡。

hiddieさんのところには甘党ランナーズの方々が集まっているので、ご挨拶に＾＾。皆さん気合い十分です。皆さんの気合に刺激をもらい、私も「ガンバルゾー」と気が引き締まります。

長野マラソンを走られている心の旅人さんから、ステッカーが差し入れられてるとのことで、hiddieさんの奥さまに貼っていただきました。どう？

かすみがうらマラソンレポート　その1

この後、私はトイレを済ませ（10分ちょい並びました＾＾；）、軽く準備体操をしてスタート地点に向かいました。【4時間以内】というプラカードをみつけ、そこを目指していると、前方に何やら大きな風船をつけた人が。周りの人の話を聞いてると、風船をつけているのは、4時間のペースランナーさんだそうです。

みんな早く走りたいようで、「スタートはまだ？」なんていう声が聞こえてきます。走ることが好きな人、走りたくてウズウズしてる人に囲まれてるのって何だか嬉しい＾＾。

いよいよスタート。でも、いつも通り、号砲がなっても私の場所は微動だにせず。しばらくして、歩き始め、スタート直前で走り始める感じです。（スタートまでのタイムは3分ちょい。以下のタイムはスタートラインを踏んでからの自分時計計測）

申告によるスタートを皆さん守られていたようで、今までのレースで一番走りやすいスタートだったかも。まずは、4時間のペースランナーさんの風船目指してひょいひょい走り。

1kmくらいで追い付けました。が、みんな考えることは同じみたいで、風船の周りは人が多い！人口密度が濃いのって苦手なのと、もしついていけなくなったらその時点でサブ4の夢は消えると思うと精神的にプレッシャーになると思い、ちょっと前に出ることに。自分の中で、一応5.6分/km（5kmを28分）と決めていたので、この範囲内であればいいだろうと判断して。

やがて、1つめの坂道。あえてペースを落とすくらいの気持ちでゆっくりのぼります。今回は絶対に足が攣ったりすることのないよう、足に負担をかけないこともテーマですから。

そうこうするうちに最初の給水。ちょっとわかりずらくて、アミノバリューのつもりで飲んだら水でした＾＾；。が、しっかり飲んでおきました。

スタートから最初の5kmまでのタイムは

28'04"

うぉ～、奇跡的にほぼ予定通りに走れてる！この調子で行くぞ～とテンションが上がる。…そして、テンションが上がっちゃったこういう時が気をつけるポイントなんだよね、私の場合。

その間にも坂をのぼったり、くだったり。ゆっくり足に負担をかけないようにしてるから、さほどきつくは感じないけど、それにしてもなんでこんなに坂多いの～？（←根っからの坂嫌い＾＾；）

それと、このあたりから男性の立ちションが目立つ…。適度な間隔できちんとトレイが設置されてるにもかかわらず、ですよ。スタート前にトイレ行かなかったんでしょうか？それとも並ぶのがイヤだから？みんな並んでるのに。すごくカッコ悪いと思います。（…っていうのを、思い切って男性に話してみたら、男性としても「恥を知れ、と思う」と言ってましたよ）やめていただきたいものです。

10km手前で1回目のエネルギー補給。今回は早め早めにしっかり補給することに決めてたんです。フラスクを使って、飲みやすかったよ～。

そして迎えた10km。ラクに走れた感のあるこの5km。

27'04"
スタートから55'08"

あちゃ～、予想通りペース上がっちゃってるし＾＾；。たとえ今よくても、まだ先には30km以上あるんだから、と再び気を引き締めます。

11km地点では、カエルさん帽子をかぶったぴっちさんが応援して下さってるとのことで、キョロキョロ＆ワクワクしながら走ってました＾＾。

ぴっちさん発見！カエルさん帽子すぐにわかりましたよ。嬉しくなって、ぴっちさんのところまで走って行きました。ほんの一瞬でしたが、お会いできて嬉しかったです。応援ありがとうございました！
（ありがたいことに、ぴっちさん、私の後姿写真をのせて下さってます→こちらのエントリー）

ぴっちさんと一緒に応援してくれてた姫さんにもお会いできて嬉しかったです。こっそりとブログ読ませていただいてますので＾＾（姫さん、可愛かった～（*^_^*）

応援に力をもらい、足取り軽く走り続けます。走りながら思ってたのは「足は使うな、体で走れ」。今回は骨盤の動きをものすごく意識して走りました。

そんなことを思いながら、周りのランナーの走りを見てると、わかる、わかるんですよ！足を使って走ってる人と、体を使って走ってる人がわかるんです！足を使ってる人はふくらはぎの筋肉がモリモリ動いてます。一方、骨盤から足が前に出てる人は、ふくらはぎはすっとしてます。（この前の美脚セミナーで聞いたことだ！）

体を使ってる人の近くに行き、その走りをじぃ～～～っと見て、真似るように走ってみます。（←レース中にやることじゃないと思う＾＾；）でもね、すぐ目の前にお手本がいると、すごく真似しやすい。

真似しながら、若干ペースも上がってたようで…＾＾；。そして13km付近で「辛い」という感じが訪れる…。

来たか・・

ペースから考えても、普段のランから考えても13kmで辛いというのはおかしいのです。それでも「来たか」と思ったのは、ある程度予想していたから。

というのは、お恥ずかしい話なのですが、実は前日に38度の熱を出してしまったんです（涙）。当日は熱が下がったので参加を決めましたが、もし調子が悪くなったら、リアタイアする勇気を持たねばと思っていました。（結果的には何事もなくゴールまで走れたんですけどね＾＾）

ここからは体と対話しながら走りました。

まだ行ける？　　大丈夫、まだ行ける。
ペース落とす？　大丈夫、まだこのまま行ける。

マラソンでは体調管理が本当に大切ですね～。これまでいつもほぼ絶好調でレースにのぞめていたので、まさかこんなことになるとは思ってもみませんでした(T_T)

体内に若干熱がこもってるような感じでしたが、ペースキープで走り続けた結果、迎えた15km。

26'45"
スタートから1:21'54"

このタイムは…15km地点直前に長い下り坂があったので。15km過ぎの給水ポイントでは、足攣り対策としてアスリートソルト摂取。お塩を摂ったら、体も心もシャッキリした感じ。

そして再び坂をのぼったりくだったり。もう本当に坂が多い＾＾；。

17kmくらいだったかな…。リタイアランナーを収容する「収容所」みたいなのがありました。一応ペースも崩さず走れてるんですが、気持ち的に弱ってしまってるようで、「あと25kmも走れるかな。もうここでやめようかな・・」なんていう思いが一瞬過ってしまいました＾＾；。

よく本とかにも書いてありますが、マラソンってハートの強さも本当に必要ですね。気弱になればなるほど、走るのが辛くなってくるんですよ。やめるのは簡単だけど、そんなことしたらサブ4達成は永遠にできない。気持ちを切り替えなくちゃー！

ここで役に立ったのが、手にまいていたタイム入りリストバンド（東京マラソンEXPOでもらったやつ）。自分の目標タイムを手書きした紙を入れてあったんですが、余白スペースに夫からの応援メッセージを書いてもらってたんです。

前日の私の様子を見て、決して熱をはかろうとしない私に「熱をはかれ」と言ったのは夫。でも薬飲んで寝て、起きて、レースの準備を始めても「やめろ」とは言わなかった夫。これまで、「4/20が終わるまでは」といろんなことを多めに見てもらっていたので、何も言わずにいてくれたんでしょうね～。応援メッセージ書いてくれる？と聞くと、快く書いてくれました。このメッセージを見たら、最後までちゃんと走らなくちゃ！って気持ちを切り替えることができました。

…って、読み返してみたらまだハーフにもたどりついてないのに、異常に長い。スミマセン。中途半端なところですが、明日に続きます。