2006年11月14日
横浜マラソン レポートその3(5km過ぎ~フィニッシュまで)
5km過ぎを走っていることに気付き、急に辛いよ~^^;って思ったけど、この辺りから走りこんでる人かどうかはっきりしてくるような気がしました。
気付けば、周りはほぼ同じペースの人になってて、「ダメだ」と思った人はどんどん後ろへ行ってしまいます。逆にまだ余力がある人は、どんどん前に行きます。
気付けば、周りはほぼ同じペースの人になってて、「ダメだ」と思った人はどんどん後ろへ行ってしまいます。逆にまだ余力がある人は、どんどん前に行きます。
私はどちらでもなく、周りとほぼ同じペースで走ってました。正直、キツかったけど、「周りもみんなキツいはず」ととなえながら。
しばらくは無心になって走ってました。そして見えた「あと3キロ」の表示。この表示を見た途端、足が重たく感じられました。「まだあと3kmも走らないといけないのか~」と気持ちが落ち込んでしまったんですね。。。
そのとき、周りにいる誰かのものすごく荒い呼吸…というか喘ぐ声みたいなのが聞こえてきて、「やっぱりキツいのは私だけじゃない」と気をとりなおしました。また私のちょっと前に、両手を広げて深呼吸しながら走ってる人がいて、それを真似て深呼吸したら少しラクになりました。
間もなく給水ポイント。走る前は、給水しようって思ってたんですけど、この時の私にはもう全然余裕がなくて、ここで少しでもペースを崩したら走れなくなるような気がして、給水はやめて走り続けることにしました。
もうね、自分のフォームがどうなってるのかなんてわからない。足がちゃんと前に出てるのかもわからない。体が勝手に動いて走ってるみたい。思うのは、ただただ「早くゴールしたいなぁ~」ってことだけ。
そしたら沿道から「あと1キロ」という声が聞こえた。この声で少し元気が出た。でも走っても走ってもゴールの気配なし。そういえば、スタート直後に上ったゆるやかな坂道が見えてきた。あれ超えなきゃゴールできないじゃん(-_-;)。まだまだじゃん。
坂道直前でコース警備のオジサンが「あと1キロ」って言ってた。ってことは、さっきの「あと1キロ」は聞き間違い?でもね、周りにいた誰かも、警備のオジサンの「あと1キロ」を聞いて「えぇー!」って言ってたので、聞き間違いじゃないと思う。「えぇー!」って言った人は、きっと私と同じく、沿道の「あと1キロ」を聞いてここまで頑張って走ってきたのでしょう。全く、まぎらわしい声援だ。でもあの声援のおかげでここまで頑張れたんだけど。
もうすぐ終わると思って走ってきた後に上る坂道は、緩やかであっても非常にキツいものでした^^;。坂道の頂上あたりで、ハーフのトップが颯爽と走り抜けていきました。私の倍以上の距離を走ってるのに、なんて軽やかな足取り。一方、私の足はもう丸太みたいです。。。
ようやく下り坂。でも、もう足が全然前に出てくれません…。坂をおりきった辺りで、「もうすぐゴールよ」というオバチャンの声が聞こえてきました。確かに、角を曲がると、FINISHの文字が見えた!
夫に「ラストスパートガンバレよ」なんて言われていたのですが、もうそんな力はほとんど残っていない。走っても走ってもFINISHラインに近づく気がしない。。。
もう本当にゴールまで100mってとこで、ちょっと頑張ってみた。いっちょ順位をあげてみるかって思った。ゴールちょっと手前で、黄色いゼッケン(10km女子のゼッケン)を一人抜いた。ゴール直前で黄色いゼッケンに抜かれた。そして
ゴ~~~ル!!!
アハハ、順位は変わらなかった(-_-;)ま、順位はいいんです。時間内完走が目標でしたから。目標が達成できて大満足です。時計を見たら
11:30でした。
スタートの号砲は10:35だから、、、1時間かからずに10km走れたっていうことだよね?私としては完走できただけでもすごいことなのに、1時間を切ったというのは、2006年私の10大ニュース1位になるくらいの快挙だ~。ものすごい達成感を味わってしまいました。
丸太のような足で一歩ずつ歩きながら、一人不気味にニヤけてしまいました^^。スタート時は曇っていた空も、ゴール時には綺麗に晴れていました。私の心も晴れやかでした。
●レポートその1
●レポートその2
⇒レポートその4
しばらくは無心になって走ってました。そして見えた「あと3キロ」の表示。この表示を見た途端、足が重たく感じられました。「まだあと3kmも走らないといけないのか~」と気持ちが落ち込んでしまったんですね。。。
そのとき、周りにいる誰かのものすごく荒い呼吸…というか喘ぐ声みたいなのが聞こえてきて、「やっぱりキツいのは私だけじゃない」と気をとりなおしました。また私のちょっと前に、両手を広げて深呼吸しながら走ってる人がいて、それを真似て深呼吸したら少しラクになりました。
間もなく給水ポイント。走る前は、給水しようって思ってたんですけど、この時の私にはもう全然余裕がなくて、ここで少しでもペースを崩したら走れなくなるような気がして、給水はやめて走り続けることにしました。
もうね、自分のフォームがどうなってるのかなんてわからない。足がちゃんと前に出てるのかもわからない。体が勝手に動いて走ってるみたい。思うのは、ただただ「早くゴールしたいなぁ~」ってことだけ。
そしたら沿道から「あと1キロ」という声が聞こえた。この声で少し元気が出た。でも走っても走ってもゴールの気配なし。そういえば、スタート直後に上ったゆるやかな坂道が見えてきた。あれ超えなきゃゴールできないじゃん(-_-;)。まだまだじゃん。
坂道直前でコース警備のオジサンが「あと1キロ」って言ってた。ってことは、さっきの「あと1キロ」は聞き間違い?でもね、周りにいた誰かも、警備のオジサンの「あと1キロ」を聞いて「えぇー!」って言ってたので、聞き間違いじゃないと思う。「えぇー!」って言った人は、きっと私と同じく、沿道の「あと1キロ」を聞いてここまで頑張って走ってきたのでしょう。全く、まぎらわしい声援だ。でもあの声援のおかげでここまで頑張れたんだけど。
もうすぐ終わると思って走ってきた後に上る坂道は、緩やかであっても非常にキツいものでした^^;。坂道の頂上あたりで、ハーフのトップが颯爽と走り抜けていきました。私の倍以上の距離を走ってるのに、なんて軽やかな足取り。一方、私の足はもう丸太みたいです。。。
ようやく下り坂。でも、もう足が全然前に出てくれません…。坂をおりきった辺りで、「もうすぐゴールよ」というオバチャンの声が聞こえてきました。確かに、角を曲がると、FINISHの文字が見えた!
夫に「ラストスパートガンバレよ」なんて言われていたのですが、もうそんな力はほとんど残っていない。走っても走ってもFINISHラインに近づく気がしない。。。
もう本当にゴールまで100mってとこで、ちょっと頑張ってみた。いっちょ順位をあげてみるかって思った。ゴールちょっと手前で、黄色いゼッケン(10km女子のゼッケン)を一人抜いた。ゴール直前で黄色いゼッケンに抜かれた。そして
ゴ~~~ル!!!
アハハ、順位は変わらなかった(-_-;)ま、順位はいいんです。時間内完走が目標でしたから。目標が達成できて大満足です。時計を見たら
11:30でした。
スタートの号砲は10:35だから、、、1時間かからずに10km走れたっていうことだよね?私としては完走できただけでもすごいことなのに、1時間を切ったというのは、2006年私の10大ニュース1位になるくらいの快挙だ~。ものすごい達成感を味わってしまいました。
丸太のような足で一歩ずつ歩きながら、一人不気味にニヤけてしまいました^^。スタート時は曇っていた空も、ゴール時には綺麗に晴れていました。私の心も晴れやかでした。
●レポートその1
●レポートその2
⇒レポートその4