2008年11月25日
大田原マラソンレポ2
大田原マラソンレポ1の続きです。いよいよレースが始まりました。
今回、私は初めて陸連登録の部で参加しました。陸連登録者は一般参加の方より前からスタートできるうえに、大田原マラソンの参加者数が私がこれまで参加してきたレースより少ないこと、また制限時間4時間のレースにエントリーする方々の走力はやはり高く、スタート直後のモタモタ感はほとんどありませんでした。でも…人混みにはかわりなく、こういうところを走るのが苦手なワタシ、(少し後ろをついていこうなんて調整する必要もなく)必然的に24分スタートチームから離れてしまいました。
競技場を1周半くらいして外の道路に出ます。24分スタートチームが見える範囲で走り続けます。私の中での設定は最初の5kmを24'30"。【抑え目に】と言い聞かせながら走ってると、どんどん抜かれます。みんな速い~。でも絶対についていかない。30km過ぎで待ってろよ~なんて思いながら(笑)。
走っていて突如現れた…給水?全然給水っぽい雰囲気ではなかったけど、寄って行ったら、お水が入ったコップがいくつか。気付かずそのまま走って行く人多数(給水不要だったのかな?)。私はしっかり給水。立ち止まらず走りながら飲んだら、こぼしまくって、顔とか胸のあたりビショビショ~。走ってれば乾くさ~と気にしない(←美ジョガーを目指す身としてどうかと思う^^;)。
体感的にちょっとキツいかも~、24’30”より速いかも~と迎えた5kmのラップ。げげっ!
23’23”
時計を見て、思わず『はやっ!』と大きな声で叫んでしまい、前を行くランナー数人を振り向かせてしまいました(^^ゞ。このタイム、私には速すぎる。ペース落とさなくちゃ、到底最後までもたない。
5kmを過ぎ、やはり皆さん自分のペースというものを考えたようで、しばらく同じ顔ぶれに囲まれて走る。中でも、1人のオジサマと並走。どちらが前に出るでも遅れるでもなく、全く同じペースで10kmまで並走でした。ペース落とさなきゃと思いながら走ったし、体感的にも最初の5kmよりラクになったのに、10kmまでの5kmのラップは…がびょ~ん!
23’19”
上げてどうする!と自分で自分にツッコみを入れたくなる。思わず口に出たのは『ひゃ~ヤバイ』。今度こそ、今度こそペースを落とさなくちゃと思っていたら、並走していたオジサマに話しかけられました。
オジ:『どのくらい目指してるんですか?』
Jun:『3時間半切れたら嬉しいんですけど…にしちゃ~速すぎますよね^^;』
オジ:『そうですよね、ワタシは3時間40分を目指してるので速すぎるんですよ~』
なんて話してたら、周りのランナーさんも『僕もそこらへん目指してます』とか『みんな考えることは同じですね~』とか会話に加わってくれてしばし歓談。楽しかった。
オジサマのウェアをよくよく見てみると、”走る”旦那さんが所属されてるクラブのものであることが判明。旦那さんの話もちょこっとしたんですよ^^。しばらくしてオジサマに
『私はここでペース下げます、頑張って~!』
と言われ、私もペースを下げつつもお別れしました。この直後にスペシャルのテーブル出現。探しながら走ってると、あったあった、ワタシのスペシャル。数メートル手前からでもすぐにみつけられた♪しっかりとって、ゆっくり走りながら特製(?)ウィグライドリンク補給。ゼネラルのテーブルでDAKARAを取り、エネルギー補給としてウエストポーチに入れていたザバスピットインリキッドとともにぐびっと飲む。
そうそう、ここのゼネラル給水、ちょっとだけ準備が間に合ってなかったんですよ。私は足踏みしながら「お願いしま~す」って言って出てくるの待ってたんだけど、後から来たオッサンがボランティアの女の子に向かって「早くしろよ~、何やってんだよ!」って言ったの!
ムカついた~!と同時に同じランナーとして恥ずかしかったです。。。あのボランティアの女の子は、きっとランナーなんて嫌いになっただろうな~。ごめんね。あんな人ばかりじゃないからね。
…っていうかさ、私と同じようなトコロ走ってるくらいでさ、ほんの数秒で何が変わるっていうのよ!ちっちぇ~オッサンだな~と思ったよ。絶対後で抜かしてやる!なんて思った…けどゼッケンもウェアも覚えてられなかった。。。
ここでちょっと話それますが、走りながら補給したものについて触れておきます。今回ウエストポーチに入れて走ったのはこちら。
ザバスピットインリキッドピーチ味*2、アミノバイタル SUPER SPORTSゼリー*1、アスリートソルトを数粒。
今までは補給といえば専らパワージェルだったんだけど、今回は初めてザバスピットインリキッドを採用。開け口がキャップで飲みやすそうだったことに加え、1袋あたりのエネルギーがパワージェルより高かったから。ねっとりした感じはパワージェルと一緒だったけど、ピーチ味はなかなか◎でしたよ。
ゆっくり走りながら補給したことで15kmまでの5kmのラップは
24’07”
ちょっと落ち着きました。このペースを刻んでいければいいんだけど。この頃には…24分スタートチームの姿は見えなくなってました。ちょっと寂しいけど自分で選んだこと。沿道の応援にこたえながら走れば寂しくないのダ。
15km直後のゼネラル給水のところでアスリートソルト2粒摂取。
昨日のエントリーに書いた通り、呼吸に余裕のあるフルでは応援にこたえながら走った方が絶対にお得だと思います。「ありがとう~」って声に出すことで、何だか元気出るし、自分の余裕度合もわかる(余裕がないとこたえられなくなってくる・・)。で、こたえるとさらに応援してもらえる。
ちょっと笑顔になっただけで「キレイよ」って言ってもらえるんだよ~。「キレイ」という言葉で異様にテンションが上がる単純なワタシには、こんなにパワーの出る応援はありませんでした。(応援してるとわかるけど、黙々と(悲壮な)顔で走ってるランナーが多い中、笑顔でこたえてくれる人というのはすんごい輝いて美しく見えるのです!)
周りを走る人たちが(気づけば周りは男性だらけだった)なんでちーっとも応援に反応しないのか不思議でならないくらいでした。こたえたらもっと楽しく走れるのにもったいない。。。ということで、黙々と走る周りの男性陣の分まで応援一人占め♪(笑)
そうそう、20km手前(?)に私設エイドでバナナを配布してくれてるところがあって、しっかりいただいてモグモグ食べました。美味しかった♪水分がないのがちょっと辛かったけど。。。
そんなこんなであっという間に20km。この5kmのラップは
24'22"
あれ?落ちた?ちょっと上げなくちゃ~と思ったんですが…。レース後わかったんだけど、この5kmは見た目ではあまりわからなかったけじわじわ登り基調でした。
大田原のコースは同じところを2周する周回コースなんだけど、スタート~5km(2周目では20~25km)はほぼ平坦、5~10km(25~30km)は気づかないうちに下り基調で、10~15km(30~35km)でやんわりと登り、15~20km(35~42.195km)で登ってる…そんなコースでした。
登り坂キライな私は事前に知ってたら、登りの前にブルーになっちゃうから知らなくてよかったかも。でも知ってたら、ラップの謎もわかったし、もうちょっと違った戦略を立てられたのかも?!
20km直後のゼネラル給水とともに、2回目のエネルギー補給。ザバスピットインリキッド摂取。
20km近辺は応援が多く楽しさ倍増区間でした。大きな道路沿いで車から声をかけて下さる方もいらっしゃいました。旦那さまの応援にいらしていたウルトラチャレンジメンバーの加藤さんが、私をみつけて声援を送ってくれる。ありがたい。思いっきり手を振って後半戦に突入~!
間もなくハーフ通過。
1:40'34"
おぉ~!1年以上ハーフを走っていないワタシにとっては、フルマラソンの途中ですがハーフの自己ベスト更新!こんなタイムで走れてるなんて…1年以上前のハーフのタイム、1時間51分ですから10分以上更新です。我ながら成長したもんだとしみじみ。
ハーフ自己ベストにテンションが上がり、応援にもこたえまくり、上を見ればいいお天気だし、、、と突如何やらシアワセオーラに包まれ、走るって最高♪なんて思いつつ、このあたりニマニマしながら走ってました(傍から見たら気持ち悪かったかも^^;)。
スペシャルをとり、気分いいまま25km地点。今回のフルマラソンで一番気持ちよく走ったこの5kmのラップは
23'40"
楽しかっただけあり、いいスピードで走っちゃってる。でもまだ25kmだよ。あと15kmちょっともつのか、ワタシ?
給水とともに再びアスリートソルト数粒摂取。いいスピードで走るとやっぱり足にきます。足が攣るかも・・・っていう気配をちょっと感じる。足が攣って足がとまるのはイヤ。アスリートソルトで塩分補給して、足ではなく体を使って走ることを意識します。
…うぅ、25km地点でまたも長文。あれもこれも書きたくて、簡潔にまとまらずスミマセン。明日こそゴールしますので。。。明日に続く。
競技場を1周半くらいして外の道路に出ます。24分スタートチームが見える範囲で走り続けます。私の中での設定は最初の5kmを24'30"。【抑え目に】と言い聞かせながら走ってると、どんどん抜かれます。みんな速い~。でも絶対についていかない。30km過ぎで待ってろよ~なんて思いながら(笑)。
走っていて突如現れた…給水?全然給水っぽい雰囲気ではなかったけど、寄って行ったら、お水が入ったコップがいくつか。気付かずそのまま走って行く人多数(給水不要だったのかな?)。私はしっかり給水。立ち止まらず走りながら飲んだら、こぼしまくって、顔とか胸のあたりビショビショ~。走ってれば乾くさ~と気にしない(←美ジョガーを目指す身としてどうかと思う^^;)。
体感的にちょっとキツいかも~、24’30”より速いかも~と迎えた5kmのラップ。げげっ!
23’23”
時計を見て、思わず『はやっ!』と大きな声で叫んでしまい、前を行くランナー数人を振り向かせてしまいました(^^ゞ。このタイム、私には速すぎる。ペース落とさなくちゃ、到底最後までもたない。
5kmを過ぎ、やはり皆さん自分のペースというものを考えたようで、しばらく同じ顔ぶれに囲まれて走る。中でも、1人のオジサマと並走。どちらが前に出るでも遅れるでもなく、全く同じペースで10kmまで並走でした。ペース落とさなきゃと思いながら走ったし、体感的にも最初の5kmよりラクになったのに、10kmまでの5kmのラップは…がびょ~ん!
23’19”
上げてどうする!と自分で自分にツッコみを入れたくなる。思わず口に出たのは『ひゃ~ヤバイ』。今度こそ、今度こそペースを落とさなくちゃと思っていたら、並走していたオジサマに話しかけられました。
オジ:『どのくらい目指してるんですか?』
Jun:『3時間半切れたら嬉しいんですけど…にしちゃ~速すぎますよね^^;』
オジ:『そうですよね、ワタシは3時間40分を目指してるので速すぎるんですよ~』
なんて話してたら、周りのランナーさんも『僕もそこらへん目指してます』とか『みんな考えることは同じですね~』とか会話に加わってくれてしばし歓談。楽しかった。
オジサマのウェアをよくよく見てみると、”走る”旦那さんが所属されてるクラブのものであることが判明。旦那さんの話もちょこっとしたんですよ^^。しばらくしてオジサマに
『私はここでペース下げます、頑張って~!』
と言われ、私もペースを下げつつもお別れしました。この直後にスペシャルのテーブル出現。探しながら走ってると、あったあった、ワタシのスペシャル。数メートル手前からでもすぐにみつけられた♪しっかりとって、ゆっくり走りながら特製(?)ウィグライドリンク補給。ゼネラルのテーブルでDAKARAを取り、エネルギー補給としてウエストポーチに入れていたザバスピットインリキッドとともにぐびっと飲む。
そうそう、ここのゼネラル給水、ちょっとだけ準備が間に合ってなかったんですよ。私は足踏みしながら「お願いしま~す」って言って出てくるの待ってたんだけど、後から来たオッサンがボランティアの女の子に向かって「早くしろよ~、何やってんだよ!」って言ったの!
ムカついた~!と同時に同じランナーとして恥ずかしかったです。。。あのボランティアの女の子は、きっとランナーなんて嫌いになっただろうな~。ごめんね。あんな人ばかりじゃないからね。
…っていうかさ、私と同じようなトコロ走ってるくらいでさ、ほんの数秒で何が変わるっていうのよ!ちっちぇ~オッサンだな~と思ったよ。絶対後で抜かしてやる!なんて思った…けどゼッケンもウェアも覚えてられなかった。。。
ここでちょっと話それますが、走りながら補給したものについて触れておきます。今回ウエストポーチに入れて走ったのはこちら。
ザバスピットインリキッドピーチ味*2、アミノバイタル SUPER SPORTSゼリー*1、アスリートソルトを数粒。
今までは補給といえば専らパワージェルだったんだけど、今回は初めてザバスピットインリキッドを採用。開け口がキャップで飲みやすそうだったことに加え、1袋あたりのエネルギーがパワージェルより高かったから。ねっとりした感じはパワージェルと一緒だったけど、ピーチ味はなかなか◎でしたよ。
ゆっくり走りながら補給したことで15kmまでの5kmのラップは
24’07”
ちょっと落ち着きました。このペースを刻んでいければいいんだけど。この頃には…24分スタートチームの姿は見えなくなってました。ちょっと寂しいけど自分で選んだこと。沿道の応援にこたえながら走れば寂しくないのダ。
15km直後のゼネラル給水のところでアスリートソルト2粒摂取。
昨日のエントリーに書いた通り、呼吸に余裕のあるフルでは応援にこたえながら走った方が絶対にお得だと思います。「ありがとう~」って声に出すことで、何だか元気出るし、自分の余裕度合もわかる(余裕がないとこたえられなくなってくる・・)。で、こたえるとさらに応援してもらえる。
ちょっと笑顔になっただけで「キレイよ」って言ってもらえるんだよ~。「キレイ」という言葉で異様にテンションが上がる単純なワタシには、こんなにパワーの出る応援はありませんでした。(応援してるとわかるけど、黙々と(悲壮な)顔で走ってるランナーが多い中、笑顔でこたえてくれる人というのはすんごい輝いて美しく見えるのです!)
周りを走る人たちが(気づけば周りは男性だらけだった)なんでちーっとも応援に反応しないのか不思議でならないくらいでした。こたえたらもっと楽しく走れるのにもったいない。。。ということで、黙々と走る周りの男性陣の分まで応援一人占め♪(笑)
そうそう、20km手前(?)に私設エイドでバナナを配布してくれてるところがあって、しっかりいただいてモグモグ食べました。美味しかった♪水分がないのがちょっと辛かったけど。。。
そんなこんなであっという間に20km。この5kmのラップは
24'22"
あれ?落ちた?ちょっと上げなくちゃ~と思ったんですが…。レース後わかったんだけど、この5kmは見た目ではあまりわからなかったけじわじわ登り基調でした。
大田原のコースは同じところを2周する周回コースなんだけど、スタート~5km(2周目では20~25km)はほぼ平坦、5~10km(25~30km)は気づかないうちに下り基調で、10~15km(30~35km)でやんわりと登り、15~20km(35~42.195km)で登ってる…そんなコースでした。
登り坂キライな私は事前に知ってたら、登りの前にブルーになっちゃうから知らなくてよかったかも。でも知ってたら、ラップの謎もわかったし、もうちょっと違った戦略を立てられたのかも?!
20km直後のゼネラル給水とともに、2回目のエネルギー補給。ザバスピットインリキッド摂取。
20km近辺は応援が多く楽しさ倍増区間でした。大きな道路沿いで車から声をかけて下さる方もいらっしゃいました。旦那さまの応援にいらしていたウルトラチャレンジメンバーの加藤さんが、私をみつけて声援を送ってくれる。ありがたい。思いっきり手を振って後半戦に突入~!
間もなくハーフ通過。
1:40'34"
おぉ~!1年以上ハーフを走っていないワタシにとっては、フルマラソンの途中ですがハーフの自己ベスト更新!こんなタイムで走れてるなんて…1年以上前のハーフのタイム、1時間51分ですから10分以上更新です。我ながら成長したもんだとしみじみ。
ハーフ自己ベストにテンションが上がり、応援にもこたえまくり、上を見ればいいお天気だし、、、と突如何やらシアワセオーラに包まれ、走るって最高♪なんて思いつつ、このあたりニマニマしながら走ってました(傍から見たら気持ち悪かったかも^^;)。
スペシャルをとり、気分いいまま25km地点。今回のフルマラソンで一番気持ちよく走ったこの5kmのラップは
23'40"
楽しかっただけあり、いいスピードで走っちゃってる。でもまだ25kmだよ。あと15kmちょっともつのか、ワタシ?
給水とともに再びアスリートソルト数粒摂取。いいスピードで走るとやっぱり足にきます。足が攣るかも・・・っていう気配をちょっと感じる。足が攣って足がとまるのはイヤ。アスリートソルトで塩分補給して、足ではなく体を使って走ることを意識します。
…うぅ、25km地点でまたも長文。あれもこれも書きたくて、簡潔にまとまらずスミマセン。明日こそゴールしますので。。。明日に続く。