サロマレポ4|美ジョギング
楽しく・美しく走るのがモットー。年に何度かはタイム狙ってみたり、ウルトラもやってます。
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2010年07月05日

サロマレポ4

レポ3の続きです。42.195km~
フルマラソン地点を通過した先で写真撮影があると聞いていた。キョロキョロしてカメラマン発見!思いっきりアピール。

サロマレポ4

ワタシ1人だけテンションが違う…(笑)

このあたりは迂回路みたいになっていて、車通りが少ないからか応援の方も多かった。元気をもらって走る。

しばらく進んで給水…と思ったら、かぶり水だった(大きなポリバケツに水が入ってるだけ)。手桶の数が少ないので、順番待ち。順番がきたらすかさずかぶる。手桶はランナーからランナーへどんどん手渡されていた。

ゆるい坂をのぼって、また国道に出る。水分摂りたくて摂りたくて頭の中は『エイド』って言葉がぐるぐる回ってた。

給水所の手前には『給水まで500m』という看板が立ってる。この看板をひたすら探しながら走っていた。でも看板をみつけてからの500mも長く感じるようになってきた。

エイドでウィグライ摂取。麦茶もあったかな~。麦茶が美味しくておかわりしたような気がする。

45km 17'46"(4:28'43")

再び町を通る。声援をいっぱいもらう。いっぱいお礼を言う。

ここも仮設ではないちゃんとしたトイレがあると記憶していたので、再びトイレへ。ここも並ばずすんなり入れた。しかも洋式だった!

出てすぐのところにかぶり水があった。水をかぶって…あまりにも喉が渇いていたのでスタッフさんに「飲んでもいいですか?」と聞くと、「こっちの方が綺麗だから」と違うバケツに誘導された。ごくごく飲む。ただの水でさえ美味しい。

しばらく進むと、商店があり、自販機がズラっと並んでる。これも前日下見でチェック済み。小銭を持って走ってたけど、私はスルー。

見てるとジュース買ってる人もたくさんいたし、商店で何やら食べ物(?)を買って出てきてる人もいた。

町を後にし、また国道沿いを走る。

前回の100kmでは78~80km付近が一番辛かったけど、今回はこのあたりからレストステーション(55km付近)までが一番キツかった。私の体感では、このあたりを走ってる時が一番暑かった。

暑くて、ずっと先の道路がゆらゆら見える。さっき給水したばかりなのに、もう次のエイドが待ち遠しい。次のエイドまだ?まだ?まだぁ~???

おまけに。ほとんど給食せずに走っていたことがここに来てモロに出る。突然空腹感に襲われる。自分でもビックリするくらい唐突に「お腹空いたよ~」って思う。ちゃんと食べておけばよかった~と思っても遅い。

次のエイドまであとどのくらいだろう?そこまでもつかな?ポケットに飴くらい入れておけばよかった~!せめて、せめてOS-1ゼリーを残しておいたら、喉の渇きも空腹もごまかせたのに。色々後悔しまくり^^;。ガス欠で足とまったりしませんようにと願いながら走っていた。

待ちに待った『給水まで500m』の看板!すっかりエイドだと思いこんでルンルン走って行ったら、かぶり水だった。ショック…。でもとりあえず水かぶって、飲んでおく。ここのかぶり水には氷が浮かべてあって、冷たかった!氷を持って走り出す人もいた。

かぶり水の先は上り坂~。上り坂の途中で50km。

50km 33'27"(5:02'11")

トイレタイムと、あとはやっぱりペースダウンしてるんだろうな。辛いのはみんな同じみたいで、50kmの時計の横で座り込んでる人もいた。

「次のエイドまでどのくらいですか?」と聞いてる人もいた。その答えに耳を傾けると「2.5kmくらい先」との答え。お腹ペコペコなのに…。

無理はできないと思い、上り坂は「キツい」と感じたら1分だけ歩くことにした。こんなに早い段階で歩いてしまうのは不本意だったけど、一番暑いと思われたこの時間に無理をしなかったことは結果的によかったんじゃないかと思ってる。

次のエイドになんとか辿りつけた(ほっ)。ポケットに入っていたウィグライ、アミノ酸を摂取。バナナももぐもぐ食べた。次のエイドはレストステーション。そこまで行けばおにぎりがある。頭の中はおにぎり、おにぎり!(笑)

なんだけど。レストステーションは上り坂の途中にあるんだよね~。普段の山練に比べたら、全然ゆるい坂なのに辛い。キツくなったら1分歩く作戦続行。

レストステーションをスムーズに通過できるように、やることを頭の中で考えながら進む。ようやくレストステーションに辿りつけた。

スタッフさんから預けてあった赤い袋をもらう。麦茶をもらってごくごく2杯。麦茶が猛烈に美味しかった。やること考えてあったはずなのに、ぼーっとして動作がとろい…。アワアワしてると、ミサコさんやカワグチさんと一緒になった。

そうだ、まずは豆乳。豆乳をごくごく飲む。今後のサプリや飴などは小さなジップロックにひとまとめにしておいた。全てポケットに入れる。念のために替えのシャツとシューズを入れておいたけど、これらは必要ないと判断。袋を再びスタッフさんに預ける。

そしておにぎりをもらう。食べやすい大きさににぎってあるのがありがたい。おまけに食べる直前にお塩まで振ってくれる。ひとまず2つ食べた。麦茶を飲み、再びおにぎりもらう。麦茶のおかわりとおにぎりを手に持って、歩きながらレストステーションを出る。

相変わらず上り坂が続いてるので、一番最後のゴミ箱があるところまでは歩きながら・食べながら・飲みながら進んだ。紙コップをゴミ箱に捨てて、ゆっくりと走り出す。坂を上りきったあたりで55km。

55km 39'14"(5:41'25")

レストステーションで時間かかり過ぎかな?

そうそう距離表示。スタートして最初の5kmは1kmごと。5km以降は5kmごとの表示。そして50km~ゴールまでは1kmごとの表示になる。56km、57kmと目に見えて距離が進んでいくのは嬉しいし、ペースも確認しやすい。

レストステーションを出てしばらくしたところで春日部さんに声をかけられた。走りながら写真撮ってくれた。

サロマレポ4

へこたれててイマイチ元気がない…。放っておいたらペースも落ちていく~そんな頃だった。そんな時に併走してもらった。引っ張ってもらった。おかげで走り続けられた。

2kmくらい(?)併走してもらった。リズムもつかめて走りやすくなった。春日部さんに感謝。

春日部さんと別れた後は、ちょっと前を走っているミサコさんがペースメーカー(←勝手に^^)。ミサコさんの背中をみつめながら走っていた。

58km表示。前日下見の時に、「あとフル1本だね~」などと言っていたことを思い出す。フル1本…長いけど、半分はこえたんだな~と思うと、ゴールできそうな気がしてきた♪

空腹や喉の渇きから解放され、ちょっとばかりペース復活。

60km 29'49"(6:11'15")

60km地点のすぐ先がエイド。テントの下に椅子が出され、椅子に座って休憩してる人、アイシングしてる人がいた。私はウィグライを摂取して、麦茶を飲んで再び走り出した。

しばらくサロマ湖を左手に見ながら走る。見通しがよく、ず~~~っと先を行くランナーが小さく見えたりする。あそこまで走らないといけない。めげるな、ワタシ。

喉の渇きや空腹が癒されていても、次のエイドが待ち遠しい。エイドが来れば走るのをやめていいからだ。そんなこと思うなんて情けない。テンションが下がってきて足の裏が痛いな~なんて思い始める。気を紛らわそうと塩飴なめる。

道路沿いに仮設でないトイレがあったので気分転換に行っておいた。ちょっとストレッチなどもしつつサボる(笑)。でもここでトイレに行っておいたおかげで、この後はゴールまでトイレに行かずに済んだ。

しばらく進んでスペシャルが置いてあるエイド。エイドに着くやいなや、スタッフの男子高校生(?)が私のをみつけて、差し出してくれた。ありがたい。

給水しようと顔を前に向けると…KJCのユニフォーム。もしかして旦那さん?サブ10狙いの旦那さんがこんなところにいるわけないよね~なんて思ってるうちにその人はエイドを出てしまった。

OS-1ゼリーにつけてあったサプリ類をポケットに入れ、OS-1ゼリーを吸いながら走り始める。

魔女の森に入る。時刻はお昼近く。普通に考えたら一番暑い時間帯。でも魔女の森は木陰は多く、涼しい。この時間にここを走れたのはラッキーだったかもしれない。

65km 36'19"(6:47'34")

トイレでサボりすぎ?なタイム(^^ゞ

魔女の森に入って涼しくて走りやすくなり、ペース上げてるつもりはないのに先行ランナーをとらえながら走るようになる。しばらくして、先ほど見たKJCのユニフォームが見えた。

背が高い。やっぱり旦那さんっぽい。後ろから「もしかして…旦那さん?」と声をかけてみたら、やっぱり旦那さんだった。

足は重そうだったけど、顔は元気で安心した。しばらく話して「頑張りましょう」と声をかけあい、それぞれのペースで進む。みんな自分と戦いながら頑張ってる。

魔女の森の中にもポツポツと応援の方がいた。「いいフォームよ」と言って下さった女性がいて、まだちゃんと走れてるんだと~と元気が湧いてきた。

魔女の森を出たあたりは、私設エイドが多かったように思う。ちょっと進むとすぐエイドがあって非常にありがたかった(いっぱい補給できたし、休めた^^)。

やがて50km参加者と合流。距離が半分とはいえ、体感してる暑さは同じ。50km参加者も決してラクに走ってるようには見えない。

私設エイドで有名な白帆食堂。一段と賑やか。ここにはカーリングのマリリンがいて、「おつかれさま~」と冷たいおしぼりを手渡ししてくれた。多くの人に支えられて100km走れるんだと改めて実感。

50km参加者とともに進んで行く。屋根の上で旗を振ってくれると聞いていた旅人宿さろまにあん。本当に屋根の上で大きな旗を振ってくれていた。手を振ったら、振り返してくれた。また、下には放水シャワーがあったので浴びさせてもらった。

細く、若干凸凹した歩道で、先行ランナーをとらえながら走る。ちょっと走りにくい。ゼッケンを見ると、いつの間にか周りはほとんどが50km参加者だった。

角を曲がったら70kmというところで、遠くでぴょんぴょんはねてる人がいる。誰にアピールしてるんだろう?と思ったら、どうも私に向かって手を振ってくれてるっぽい。

全然頭が働かなくて、考えながらどんどん近づいていく。顔がはっきり見えるところまで来てようやくわかった。応援に来てくれてるえみこさんだ!!

気づくの遅くてごめんなさ~い。応援、めっちゃ嬉しかった。頑張る!

70km 32'14"(7:19'49")

ふぅ~あと30km。今日はここまで。つづく~。

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