2008年12月05日
『ヨム マラソン』読みました
私って、著者さんとか全然気にしないで本読み始めるんですよね。世の中で面白いと評判の本もタイトルは知ってても、誰が書いたかは全然把握できてません。いつもそんな感じ。
読んでみて面白い!と思ったら著者名チェック。
『ヨム マラソン』も、著者名ノーチェックで読み始めました。ちょっと読み進んだところで「面白いかも・・」と思い、本を閉じて表紙(著者名)チェック…で驚いた。
私の好きなランナーズの連載【やっぱり今日も走ります】。これを書いてる人の本だったんですね!
系統的には『走ることについて語るときに僕の語ること』系ですね(『走ることについて・・』の方が好みですが)。ランニングエッセイです。
村上春樹さん同様、実際にバリバリ走ってる人のエッセイだから共感できるところ多数。”まえがき”から共感。
こんな記述も。
いっきに速く走れるようにはならないけど、コツコツやってたらその結果を実感できるのが好き。しかも、年を重ねるにつれ、身体能力は衰えているはずなのに(他の多くのスポーツは若い人の方が強いでしょ)、マラソンって年を重ねるごとに強くなっていく人がいる。これがマラソンの魅力じゃないかな~なんて読みながら思った。
ウチの夫に言わせると、私も相当ランニング中毒ですが^^;、お茶飲みながらゆっくりとこの本読んでると、吉田さんのランニング中毒ぶりがおかしいです。そして『傍から見ると、私もこう思われてるのか!』ってハッとしたりしてます(笑)。
前半はベルリンマラソン中心、最後の方はネス湖マラソン中心に話が進みます。ベルリンからネス湖に行く道中、イギリスを通ってるんだけど、海沿いの街「ボーンマス」っていうのが出てきます。
ボーンマスって、私が大学生のとき、ひと夏過ごしたところなんですよね。10年以上前のことを思い出しちゃった。海沿いののんびりして綺麗なちっちゃい街。砂浜でのんびり過ごしたな~。
当時は走ることに興味なかったけど、ランナーを見かけた記憶はある。今思うと、あそこを走ったらさぞ気持ちいいだろうな~と思う。ボーンマスを走った吉田さんが羨ましくなりました。
何にしても、走るのって楽しいですよね。吉田さん同様、私も当分やめられそうもありません^^;。
ヨム マラソン 42.195kmの脳内活劇
吉田 誠一
読んでみて面白い!と思ったら著者名チェック。
『ヨム マラソン』も、著者名ノーチェックで読み始めました。ちょっと読み進んだところで「面白いかも・・」と思い、本を閉じて表紙(著者名)チェック…で驚いた。
私の好きなランナーズの連載【やっぱり今日も走ります】。これを書いてる人の本だったんですね!
系統的には『走ることについて語るときに僕の語ること』系ですね(『走ることについて・・』の方が好みですが)。ランニングエッセイです。
村上春樹さん同様、実際にバリバリ走ってる人のエッセイだから共感できるところ多数。”まえがき”から共感。
何しろマラソンという競技は42.195キロだけでの勝負ではない。トップランナーに限らず、われわれ市民ランナーでもレースに向けて2ヵ月も3ヵ月もかけてトレーニングをする。レースがスタートする以前に、実は勝負が決まっていると言ってもいいかもしれない。いい準備をしないと、いい結果は出ない。準備に十分な時間をかけないと、いい結果は出ない。一夜漬けは通用しない。むぅ~、納得。
こんな記述も。
20キロ以降の苦しみは、20キロを超えないと起きない。25キロ以降の苦しみは、25キロまで行かないと味わえない。つまり、20キロ以降のしのぎ方を体に覚えこませるトレーニングは、20キロまで走っていって初めてスタートする。10キロ走だけを繰り返していても、20キロ以降の耐え方はなかなか学べない。だからきわめて面倒なのだ。そうっすね。でもこれを読むだけだと、何だか果てしなくキツイことを繰り返してるように感じるけど、私は、こうやって小さく一歩一歩進んでいく感じが好き。
コンピューターゲームのように、「きょうはレベル3までクリアした、じゃあ、ここまではセーブして、あしたはより過酷なレベル4を楽しもう」とはいかない。実際のトレーニングでは、レベル3までを飛ばすわけにはいかない。またレベル1からスタートし、レベル2、レベル3とクリアしていかないと、レベル4のトレーニングに入れない。
いっきに速く走れるようにはならないけど、コツコツやってたらその結果を実感できるのが好き。しかも、年を重ねるにつれ、身体能力は衰えているはずなのに(他の多くのスポーツは若い人の方が強いでしょ)、マラソンって年を重ねるごとに強くなっていく人がいる。これがマラソンの魅力じゃないかな~なんて読みながら思った。
ウチの夫に言わせると、私も相当ランニング中毒ですが^^;、お茶飲みながらゆっくりとこの本読んでると、吉田さんのランニング中毒ぶりがおかしいです。そして『傍から見ると、私もこう思われてるのか!』ってハッとしたりしてます(笑)。
前半はベルリンマラソン中心、最後の方はネス湖マラソン中心に話が進みます。ベルリンからネス湖に行く道中、イギリスを通ってるんだけど、海沿いの街「ボーンマス」っていうのが出てきます。
ボーンマスって、私が大学生のとき、ひと夏過ごしたところなんですよね。10年以上前のことを思い出しちゃった。海沿いののんびりして綺麗なちっちゃい街。砂浜でのんびり過ごしたな~。
当時は走ることに興味なかったけど、ランナーを見かけた記憶はある。今思うと、あそこを走ったらさぞ気持ちいいだろうな~と思う。ボーンマスを走った吉田さんが羨ましくなりました。
何にしても、走るのって楽しいですよね。吉田さん同様、私も当分やめられそうもありません^^;。
ヨム マラソン 42.195kmの脳内活劇
吉田 誠一