2015年03月21日
IZU TRAIL Journey レポ3
ようやく2つめのエイドに到着しました。
ここには楽しみにしていた「しおかつおうどん」があります。早速いただきました。

これ美味しかった~!あったかくて胃がほっこりとあったまりました。この時間帯は晴れてたけど、走るのやめると肌寒い感じだったので。
それとコーラ!コーラもここのエイドだけ。これまた美味しかったなぁ。それから水を補充して。さらにはちょっと並んだけど、トイレも行っておきました。準備を整えて出発。
A2仁科峠 OUT 7:11'18(エイド滞在時間14'16)
「行ってらっしゃーい」と見送られ、エイドを後にしました。エイドを出ると強めの向かい風。寒いと感じたので、リュックからウィンブレを出して着ました。ここから先、第1回大会では強風ゾーンだったと聞いていましたし。
確かにこれまでの風景とは変わり、背の高い木がありません。見通しよく、今までHPなどで見ていた「THE IZU TRAIL」な感じの景色です。こんな感じ。

そしてこれまた噂に聞いていた木段ゾーンの始まりです。高さも幅も一定ではない木段をのぼるのはかなり疲れます。ここまですでに40km以上進んできてるわけですし。木段のぼって→下っての繰り返し。思わず「また木段~!?」と言ってしまうほど、何度も何度も登場する木段地獄(苦笑)。
さらには1度終了したと思っていた泥んこ祭りも復活し、木段と泥んこの波状攻撃。体力奪われる奪われる。この頃、何故か頭の中はドラクエモードになっていて、HPがどんどん減って行くイメージが浮かんでました。忘れずに1時間に1個ジェル摂ってましたが、ひっそりと回復呪文を唱えてみたりしてました(かなりヤラレてますねw)。
足もメロメロで、泥んこゾーンで尻もちつくこと追加で2回。自分では見えなかったけど、後ろ姿はひどいものだったようです^^;

(※お友達撮影)
↑泥んこゾーンはこんな感じでした。これはマシな方で、もはや田んぼか!?田植えか!?ってくらい足がズブっと埋まるところもありました。でもこれは通った時間帯にもよりますかね。早い時間にゴールできた方たちはそんなにヒドイと思わなかったみたい。多くの人が通り、踏んだ後…つまりゴールが遅くなるほど泥トレイルの状態は悪化していくという試練(/_;)
伊豆トレイルジャーニーでは1kmごとに距離表示があります。ほとんど見逃しましたが^^;、気づけば49kmを過ぎ50km。ここから先はトレイルで走ったことのない距離です。どうなるのか不安もあったけど、幸い体は動いてくれてます。ゆっくりだし、もはやのぼりは歩きでしたけどね。それでもやめたいとか思わなかったし、止まらず前に進み続けることができる自分が嬉しかったです。
確か次のエイドは55kmくらいだったので、あと5km。この時、時計を見たらスタートから8:15くらいだったかな。ロードだったら30分もあれば着ける、トレイルでも45分あれば着くだろう。そこまで行ければ残り17km。なんとか11時間台でゴールできそうかな~と思ったら、ともに進んでいたパートナーが「いや、それは厳しい」と。
そんなことないよ~と思いましたが、疲れた体は重く、時計が9:00になっても次のエイドに着きません。トレイルは時間読めないな~と痛感し、経験豊富なパートナーの言うことが正しいとわかりました。やっとA3に到着。
A3土肥駐車場 IN 9:17'28
ここではお友達がエイドのボランティアしてくれてて。知った顔に会えると嬉しいものですね。彼女の笑顔を見て和みました。先にエイドに着いていたお友達にも会えて、あーだこーだとおしゃべりしながらエナジードリンクを飲み、水を補充し。
ここにはホットコーヒーとポテトスープがありました。コーヒーはトイレに行きたくなりそうだったのでやめて、ポテトスープいただきました。体も動かなくなってきたし、空も曇りがちで冷えてきたのであったかいスープが体にしみて美味しかった~!またここでもトイレに行っておきました(全てのエイドでトイレ行っておいたおかげで途中で困る…携帯トイレ使う…ことなく済みました)。
さぁ残すは17km、行きますかー!と走り出してしまったようで、OUTの時間とり忘れてました。。。
A3を出るとすぐにラスボス?だるま山です。見通しよく、あんな上まで登るのね~ってところに先行する人が小さく見えます。ハァハァ言いながら黙々とのぼり、だるま山山頂!今まで進んできた方向を振り返って。

これから進んで行く方向の左手には海!

この付近で富士山見えました。最初見えなくて。今日は見えないのか~残念~と話していたら、先行ランナーさんが指さして「よ~く見てごらん、うっすら見えるよ」と教えてくれて。(写真にうつらないくらい)本当にうっすらとだけど見えたー!満足。教えていただきありがとうございました。
だんだん下り基調になってきたので、走ります。まだかろうじて足も残ってる、走れます!走ります!C4戸田峠、C5だるま山高原レストハウスを通過~。もう疲れて記憶あやふやですけど、ロード走ったり、とても走りやすいクロカンコースのような芝の上を走ったり。
前日のブリーフィングで聞いていた最後に追加されたロードののぼり。すっごく緩いのぼり坂なんだけど、「最後の下り走り通すため」と謎の言い訳のもと、早歩きでクリアしました(笑)。
最後ののぼりを終えると残り7km。日もかげり、暗く、肌寒くなってきました。時計を見るとスタートから11:10経過。時刻は午後5時か。そりゃ暗くもなるね、寒くもなるね。
どーしてもロードの癖が抜けない私は7.5kmで約50分。12時間切れるかも…と安易に思うものの、A3手前の5kmには45分以上かかったしなぁ…でもここからは下りだし、12時間切りたい!とともに進むパートナーに言ってみました。
するとどんどん前を引っ張って走ってくれます。これまで走ったことのないトレイル65kmも走って、足が痛いとかはなかったけど、もういろんなところが辛くて、走れてもゆっくり。どんどん離されてしまいます。待ってよ~とも言っても届かないほどに。
たまに後ろ振り向いても待ってくれない。どんどん行っちゃう。追いかけるしかありません。でも追いかけたら12時間切れるかも。そう思って必死に走りました。砂利道を走り抜け、トレイルに入ると、だいぶ暗く感じましたが、ライトなしでもギリギリ走れました。てか、ライト出す時間もったいないし。とにかく走って走って。距離表示がどんどん進んで行きます。
トレイルが終わってロードに出ました。距離表示は69km、70km…残り2.5km。相変わらずパートナーとの距離は縮まらず。必死に追いかけ走り続けます。後方から走ったきたランナーさんが「12時間切れるよ~頑張ろう~」と声をかけてくれました。思わず「間に合いますか?」と聞くと、「このまま走れば大丈夫」って。よし、頑張ろう。
沿道には修善寺の方々が立って、「あと少しよ」と応援してくれました。あと少しが長かったけど、最後の最後にものぼり坂があったけど(笑)、走り切ってゴール会場につきました。ゴールゲートはどこ?どこ?キョロキョロしながら走っていくと、ゲートが見えた。先にゴールしたお友達が名前呼んでくれた。
パートナーと手をとりあってゴーーール!!
ゴールしたら目の前に鏑木さんがいました。普段なら鏑木さんにテンション上がるところですが、そんなことより自分のゴールが、完走できたことが嬉しく鏑木さんどころじゃない。鏑木さんに何かインタビューされたけど、なんて答えたか定かではありません(笑)。
GOAL 11:58'01
最後、パートナーが猛烈に引っ張ってくれたおかげで12時間切ってゴールできました。感謝。
私にも72.5km完走できた。感無量。参加してよかった。雨降らなくてよかった。お天気に、伊豆の自然に、スタッフさんに感謝。ありがとうございました!!
レースレポは以上でありますが、後日もうちょっとITJのこと書く予定。

これ美味しかった~!あったかくて胃がほっこりとあったまりました。この時間帯は晴れてたけど、走るのやめると肌寒い感じだったので。
それとコーラ!コーラもここのエイドだけ。これまた美味しかったなぁ。それから水を補充して。さらにはちょっと並んだけど、トイレも行っておきました。準備を整えて出発。
A2仁科峠 OUT 7:11'18(エイド滞在時間14'16)
「行ってらっしゃーい」と見送られ、エイドを後にしました。エイドを出ると強めの向かい風。寒いと感じたので、リュックからウィンブレを出して着ました。ここから先、第1回大会では強風ゾーンだったと聞いていましたし。
確かにこれまでの風景とは変わり、背の高い木がありません。見通しよく、今までHPなどで見ていた「THE IZU TRAIL」な感じの景色です。こんな感じ。

そしてこれまた噂に聞いていた木段ゾーンの始まりです。高さも幅も一定ではない木段をのぼるのはかなり疲れます。ここまですでに40km以上進んできてるわけですし。木段のぼって→下っての繰り返し。思わず「また木段~!?」と言ってしまうほど、何度も何度も登場する木段地獄(苦笑)。
さらには1度終了したと思っていた泥んこ祭りも復活し、木段と泥んこの波状攻撃。体力奪われる奪われる。この頃、何故か頭の中はドラクエモードになっていて、HPがどんどん減って行くイメージが浮かんでました。忘れずに1時間に1個ジェル摂ってましたが、ひっそりと回復呪文を唱えてみたりしてました(かなりヤラレてますねw)。
足もメロメロで、泥んこゾーンで尻もちつくこと追加で2回。自分では見えなかったけど、後ろ姿はひどいものだったようです^^;

(※お友達撮影)
↑泥んこゾーンはこんな感じでした。これはマシな方で、もはや田んぼか!?田植えか!?ってくらい足がズブっと埋まるところもありました。でもこれは通った時間帯にもよりますかね。早い時間にゴールできた方たちはそんなにヒドイと思わなかったみたい。多くの人が通り、踏んだ後…つまりゴールが遅くなるほど泥トレイルの状態は悪化していくという試練(/_;)
伊豆トレイルジャーニーでは1kmごとに距離表示があります。ほとんど見逃しましたが^^;、気づけば49kmを過ぎ50km。ここから先はトレイルで走ったことのない距離です。どうなるのか不安もあったけど、幸い体は動いてくれてます。ゆっくりだし、もはやのぼりは歩きでしたけどね。それでもやめたいとか思わなかったし、止まらず前に進み続けることができる自分が嬉しかったです。
確か次のエイドは55kmくらいだったので、あと5km。この時、時計を見たらスタートから8:15くらいだったかな。ロードだったら30分もあれば着ける、トレイルでも45分あれば着くだろう。そこまで行ければ残り17km。なんとか11時間台でゴールできそうかな~と思ったら、ともに進んでいたパートナーが「いや、それは厳しい」と。
そんなことないよ~と思いましたが、疲れた体は重く、時計が9:00になっても次のエイドに着きません。トレイルは時間読めないな~と痛感し、経験豊富なパートナーの言うことが正しいとわかりました。やっとA3に到着。
A3土肥駐車場 IN 9:17'28
ここではお友達がエイドのボランティアしてくれてて。知った顔に会えると嬉しいものですね。彼女の笑顔を見て和みました。先にエイドに着いていたお友達にも会えて、あーだこーだとおしゃべりしながらエナジードリンクを飲み、水を補充し。
ここにはホットコーヒーとポテトスープがありました。コーヒーはトイレに行きたくなりそうだったのでやめて、ポテトスープいただきました。体も動かなくなってきたし、空も曇りがちで冷えてきたのであったかいスープが体にしみて美味しかった~!またここでもトイレに行っておきました(全てのエイドでトイレ行っておいたおかげで途中で困る…携帯トイレ使う…ことなく済みました)。
さぁ残すは17km、行きますかー!と走り出してしまったようで、OUTの時間とり忘れてました。。。
A3を出るとすぐにラスボス?だるま山です。見通しよく、あんな上まで登るのね~ってところに先行する人が小さく見えます。ハァハァ言いながら黙々とのぼり、だるま山山頂!今まで進んできた方向を振り返って。

これから進んで行く方向の左手には海!

この付近で富士山見えました。最初見えなくて。今日は見えないのか~残念~と話していたら、先行ランナーさんが指さして「よ~く見てごらん、うっすら見えるよ」と教えてくれて。(写真にうつらないくらい)本当にうっすらとだけど見えたー!満足。教えていただきありがとうございました。
だんだん下り基調になってきたので、走ります。まだかろうじて足も残ってる、走れます!走ります!C4戸田峠、C5だるま山高原レストハウスを通過~。もう疲れて記憶あやふやですけど、ロード走ったり、とても走りやすいクロカンコースのような芝の上を走ったり。
前日のブリーフィングで聞いていた最後に追加されたロードののぼり。すっごく緩いのぼり坂なんだけど、「最後の下り走り通すため」と謎の言い訳のもと、早歩きでクリアしました(笑)。
最後ののぼりを終えると残り7km。日もかげり、暗く、肌寒くなってきました。時計を見るとスタートから11:10経過。時刻は午後5時か。そりゃ暗くもなるね、寒くもなるね。
どーしてもロードの癖が抜けない私は7.5kmで約50分。12時間切れるかも…と安易に思うものの、A3手前の5kmには45分以上かかったしなぁ…でもここからは下りだし、12時間切りたい!とともに進むパートナーに言ってみました。
するとどんどん前を引っ張って走ってくれます。これまで走ったことのないトレイル65kmも走って、足が痛いとかはなかったけど、もういろんなところが辛くて、走れてもゆっくり。どんどん離されてしまいます。待ってよ~とも言っても届かないほどに。
たまに後ろ振り向いても待ってくれない。どんどん行っちゃう。追いかけるしかありません。でも追いかけたら12時間切れるかも。そう思って必死に走りました。砂利道を走り抜け、トレイルに入ると、だいぶ暗く感じましたが、ライトなしでもギリギリ走れました。てか、ライト出す時間もったいないし。とにかく走って走って。距離表示がどんどん進んで行きます。
トレイルが終わってロードに出ました。距離表示は69km、70km…残り2.5km。相変わらずパートナーとの距離は縮まらず。必死に追いかけ走り続けます。後方から走ったきたランナーさんが「12時間切れるよ~頑張ろう~」と声をかけてくれました。思わず「間に合いますか?」と聞くと、「このまま走れば大丈夫」って。よし、頑張ろう。
沿道には修善寺の方々が立って、「あと少しよ」と応援してくれました。あと少しが長かったけど、最後の最後にものぼり坂があったけど(笑)、走り切ってゴール会場につきました。ゴールゲートはどこ?どこ?キョロキョロしながら走っていくと、ゲートが見えた。先にゴールしたお友達が名前呼んでくれた。
パートナーと手をとりあってゴーーール!!
ゴールしたら目の前に鏑木さんがいました。普段なら鏑木さんにテンション上がるところですが、そんなことより自分のゴールが、完走できたことが嬉しく鏑木さんどころじゃない。鏑木さんに何かインタビューされたけど、なんて答えたか定かではありません(笑)。
GOAL 11:58'01
最後、パートナーが猛烈に引っ張ってくれたおかげで12時間切ってゴールできました。感謝。
私にも72.5km完走できた。感無量。参加してよかった。雨降らなくてよかった。お天気に、伊豆の自然に、スタッフさんに感謝。ありがとうございました!!
レースレポは以上でありますが、後日もうちょっとITJのこと書く予定。