2014年11月12日
その峰の彼方
私の中で登山小説ブーム、笹本作品ブーム続いてます。
天空への回廊で免疫ついたのか、こちらも分厚い本でしたが、抵抗なく読み始められました。

その峰の彼方
こちらの舞台はマッキンリー。
厳冬期・単独登頂を目指した主人公が消息を絶ち、救助隊が編成され山に入っていきます。
天空への回廊のように話があちこち行かず、主人公の救出をひたすら追っていきますので、みつけられるのか?助かるのか?ずーっとハラハラしながら間髪いれずに読み進めていました。
冬山の厳しさの描写は相変わらず素晴らしく、読んでるだけで緊迫した情景が頭に浮かびます。
ひとつ思ったのは、この作品はちょっと哲学的というか…「人はなぜ生きるのか」といったことについて多く語られています。
このテーマ、他の作品でもちょこちょこでてきくるんですが、この作品では他作品より多くどっぷりと書かれてるなと思いました。
冬山での遭難…いろんなこと思いながら読みました。
厳しく過酷なのに、それでも多くの人を惹きつける山。のぼりたいとは思わないけど、麓の街から世界に名だたる雄大な山の姿を見に行ってみたりはしたいな~と思うようになってきました。
あとは。還るべき場所 (文春文庫)
を読みたいな♪12月に入ってからかな~
▼その峰の彼方

その峰の彼方
こちらの舞台はマッキンリー。
厳冬期・単独登頂を目指した主人公が消息を絶ち、救助隊が編成され山に入っていきます。
天空への回廊のように話があちこち行かず、主人公の救出をひたすら追っていきますので、みつけられるのか?助かるのか?ずーっとハラハラしながら間髪いれずに読み進めていました。
冬山の厳しさの描写は相変わらず素晴らしく、読んでるだけで緊迫した情景が頭に浮かびます。
ひとつ思ったのは、この作品はちょっと哲学的というか…「人はなぜ生きるのか」といったことについて多く語られています。
このテーマ、他の作品でもちょこちょこでてきくるんですが、この作品では他作品より多くどっぷりと書かれてるなと思いました。
冬山での遭難…いろんなこと思いながら読みました。
厳しく過酷なのに、それでも多くの人を惹きつける山。のぼりたいとは思わないけど、麓の街から世界に名だたる雄大な山の姿を見に行ってみたりはしたいな~と思うようになってきました。
あとは。還るべき場所 (文春文庫)
▼その峰の彼方