2014年04月30日
UTMF見てきました(2)
西富士中学校の駐車場前で応援していると、明らかに走りの違う集団が。
不思議に思ってよく見てみるとゼッケンの色が違います。
UTMFはブルー。この方たちはピンク。STYのトップ選手でした。走るフォームが、スピードが、ヨレ具合が(笑)全然違いました。
12時に富士山こどもの国をスタートしてここまで約25km。それを2時間ほどで走ってきてるなんて…速過ぎる!すごいなぁ。。。
そんな風にSTYの選手も来始める中、関門と闘うUTMF選手たちに声援を送ります。お友達がみんな通過して一安心。移動することに。
次は本栖湖へ向かうことにしていたので、ちょっと時間があります。この間に体をリフレッシュさせることに。
西富士中学校近くの風の湯で、お風呂・食事・仮眠(結局ほとんど眠れなかったけど…)。ここには他にも応援やサポートの方がたくさん来てました^^
夜に備え、しっかり充電してから出発です。
本栖湖への移動中、助手席から『星がすごく綺麗だよ~』と言われて。でも私は運転してるのであまりよく見えず。
買い物に寄ったコンビニに車を停めたら、闇夜にキラキラ光るあかりがたくさん。…ん?あれ星じゃないよね?だって動いてるよ~
なんて話してたら、ゾワっと鳥肌立って。夜の闇の中を進む選手たちのヘッドライトの明かりだとわかったから。
街灯の少ない道の運転でさえ恐る恐るなのに。トレイルが下手な私は…真っ暗なトレイルを進むことを想像したら、『恐怖』を感じてしまいました。
この瞬間が、今回一番心に残ったことかも。
途中から選手と同じ道を走り、本栖湖エイドへ。
4/26 PM9:00 A10本栖湖エイド到着
ここは車をとめるのが大変で。同乗者をエイド前で下ろしてから、1人で空きスペースを求めて先へ進み車をとめることに。エイドまでだいぶ距離がある^^;。
荷物を持ってエイドに行ってみると、建物内がエイドになっている。そんなに広くなく、人の熱気(?)で寒くない。
西富士中学校から6時間以上。大きな山をこえ、しかも夜。選手たちの疲れはピークと思われる。
仮眠をとる人も多く、仮眠スペースは人でごった返していたらしい。
今回応援に行くにあたり、言われたことがある。
『何もしてくれなくても、いてくれるだけでいい』
そんな~と思っていたけど、ヨレヨレでエイドに入ってきた選手たちの顔が変わる瞬間。それがエイド内に知った顔をみつけた時だった。
知った顔を見るだけで、また弱音を吐いたり他愛もない話をするだけで、笑顔になっていた。本当に『いる』だけでも意味があるのかなって思った。
そうそう少し話がそれるが、今回行くことを決めて大変に参考になった記事がこちら。
→UTMFをサポートするあなたへ
ここにも書いてある、一番やっちゃいけないのが「遅刻」と…。
仲間を迎え、送り出し…人が増えてきたのと、ここへきて眠気に襲われたため、1人車に戻って仮眠をとらせてもらう。夜を徹して走っている選手には申し訳ないが、ゴールまでしっかり運転しないといけないしね。
友達に起こされると日付が変わっていた。
4/27 AM1:30 A10本栖湖エイド出発
4/27 AM2:30 GOAL八木崎公園到着
ライトアップされた夜桜が綺麗。そして寒いっ!
そんな中、ポツリ…ポツリとこちらへ向かってくるヘッドライトの明かり。そんなに多くはないけど、こんな時間でもゴールを待つ人はちゃんといて、みんなで拍手で迎えている。
ゴール手前でオールスポーツの人(?)が、「ライト消した方がいいゴール写真撮れますよ~」と連呼していたのが印象的。ちゃんとみんな消していた(笑)。
そんな中、「あと2km」と仲間から連絡が入る。待ち切れず、ちょっとコースをさかのぼってお迎えに。
169kmも走ってきて、ここでもまだ走ってるのが本当にすごいよ。
ショートカットして、フィニッシュゲート前でゴールの瞬間を正面から見た。めちゃくちゃカッコよかった。ただただすごいなぁと思った。
次のお友達のゴールまでしばらく時間があったので、また仮眠。すぐに眠りに落ちたけど、寒くて目が覚める。…と、うっすらと夜が明け始めていた。寒すぎて外に出る気になれない。
が、出てみると、山の稜線や富士山がクッキリ見えて猛烈に美しかった。
ここからはゴールする友達を待ち、迎え、喜び…を繰り返す。深夜のゴールでは「すごい」としか思わなかったが、ゴールタイムが40時間のあたりから、私の心の震えがとまらなくなってきた。
ゴールで涙する人をみると、友達はもちろん全く知らない人でも…涙もらっちゃう状態(T_T)
とにかく感動の嵐。
169kmだよ?40時間以上だよ?山だよ?二晩こえてるんだよ?1人1人にいろんなドラマがあったんだろうな~なんて想像すると…(T_T)。
全部聞いてみたいな。楽しかったことも、辛かったことも。
ゴールした人はみんなとてもいい顔をしていた。
以上が、私が見てきたUTMF。
見たら出たくなっちゃうよ~なんて言われてたけど。逆でした。近くでその壮絶さや大変さを見たからこそ、今の私には到底無理だなと思いました。
でもね、今回本当にいい経験ができました。行ってよかった!!感動をありがとう☆
完走率も出ましたね。
UTMF男子 69.5%
UTMF女子 55.0%
UTMF全体 59.7%
STY男子 73.0%
STY女子 63.8%
STY全体 71.6%
高いのか、低いのか。簡単でないことは確か。
完走された方、おめでとうございます。惜しくも…な皆さんも、たとえ途中まででも進んだのはすごいことだと思います(私からしたらチャレジするだけでもすごいです!)。
選手も、ボランティアさんも、サポーターも応援の方も。
お疲れ様でした!!
UTMFはブルー。この方たちはピンク。STYのトップ選手でした。走るフォームが、スピードが、ヨレ具合が(笑)全然違いました。
12時に富士山こどもの国をスタートしてここまで約25km。それを2時間ほどで走ってきてるなんて…速過ぎる!すごいなぁ。。。
そんな風にSTYの選手も来始める中、関門と闘うUTMF選手たちに声援を送ります。お友達がみんな通過して一安心。移動することに。
次は本栖湖へ向かうことにしていたので、ちょっと時間があります。この間に体をリフレッシュさせることに。
西富士中学校近くの風の湯で、お風呂・食事・仮眠(結局ほとんど眠れなかったけど…)。ここには他にも応援やサポートの方がたくさん来てました^^
夜に備え、しっかり充電してから出発です。
本栖湖への移動中、助手席から『星がすごく綺麗だよ~』と言われて。でも私は運転してるのであまりよく見えず。
買い物に寄ったコンビニに車を停めたら、闇夜にキラキラ光るあかりがたくさん。…ん?あれ星じゃないよね?だって動いてるよ~
なんて話してたら、ゾワっと鳥肌立って。夜の闇の中を進む選手たちのヘッドライトの明かりだとわかったから。
街灯の少ない道の運転でさえ恐る恐るなのに。トレイルが下手な私は…真っ暗なトレイルを進むことを想像したら、『恐怖』を感じてしまいました。
この瞬間が、今回一番心に残ったことかも。
途中から選手と同じ道を走り、本栖湖エイドへ。
4/26 PM9:00 A10本栖湖エイド到着
ここは車をとめるのが大変で。同乗者をエイド前で下ろしてから、1人で空きスペースを求めて先へ進み車をとめることに。エイドまでだいぶ距離がある^^;。
荷物を持ってエイドに行ってみると、建物内がエイドになっている。そんなに広くなく、人の熱気(?)で寒くない。
西富士中学校から6時間以上。大きな山をこえ、しかも夜。選手たちの疲れはピークと思われる。
仮眠をとる人も多く、仮眠スペースは人でごった返していたらしい。
今回応援に行くにあたり、言われたことがある。
『何もしてくれなくても、いてくれるだけでいい』
そんな~と思っていたけど、ヨレヨレでエイドに入ってきた選手たちの顔が変わる瞬間。それがエイド内に知った顔をみつけた時だった。
知った顔を見るだけで、また弱音を吐いたり他愛もない話をするだけで、笑顔になっていた。本当に『いる』だけでも意味があるのかなって思った。
そうそう少し話がそれるが、今回行くことを決めて大変に参考になった記事がこちら。
→UTMFをサポートするあなたへ
ここにも書いてある、一番やっちゃいけないのが「遅刻」と…。
仲間を迎え、送り出し…人が増えてきたのと、ここへきて眠気に襲われたため、1人車に戻って仮眠をとらせてもらう。夜を徹して走っている選手には申し訳ないが、ゴールまでしっかり運転しないといけないしね。
友達に起こされると日付が変わっていた。
4/27 AM1:30 A10本栖湖エイド出発
4/27 AM2:30 GOAL八木崎公園到着
ライトアップされた夜桜が綺麗。そして寒いっ!
そんな中、ポツリ…ポツリとこちらへ向かってくるヘッドライトの明かり。そんなに多くはないけど、こんな時間でもゴールを待つ人はちゃんといて、みんなで拍手で迎えている。
ゴール手前でオールスポーツの人(?)が、「ライト消した方がいいゴール写真撮れますよ~」と連呼していたのが印象的。ちゃんとみんな消していた(笑)。
そんな中、「あと2km」と仲間から連絡が入る。待ち切れず、ちょっとコースをさかのぼってお迎えに。
169kmも走ってきて、ここでもまだ走ってるのが本当にすごいよ。
ショートカットして、フィニッシュゲート前でゴールの瞬間を正面から見た。めちゃくちゃカッコよかった。ただただすごいなぁと思った。
次のお友達のゴールまでしばらく時間があったので、また仮眠。すぐに眠りに落ちたけど、寒くて目が覚める。…と、うっすらと夜が明け始めていた。寒すぎて外に出る気になれない。
が、出てみると、山の稜線や富士山がクッキリ見えて猛烈に美しかった。
ここからはゴールする友達を待ち、迎え、喜び…を繰り返す。深夜のゴールでは「すごい」としか思わなかったが、ゴールタイムが40時間のあたりから、私の心の震えがとまらなくなってきた。
ゴールで涙する人をみると、友達はもちろん全く知らない人でも…涙もらっちゃう状態(T_T)
とにかく感動の嵐。
169kmだよ?40時間以上だよ?山だよ?二晩こえてるんだよ?1人1人にいろんなドラマがあったんだろうな~なんて想像すると…(T_T)。
全部聞いてみたいな。楽しかったことも、辛かったことも。
ゴールした人はみんなとてもいい顔をしていた。
以上が、私が見てきたUTMF。
見たら出たくなっちゃうよ~なんて言われてたけど。逆でした。近くでその壮絶さや大変さを見たからこそ、今の私には到底無理だなと思いました。
でもね、今回本当にいい経験ができました。行ってよかった!!感動をありがとう☆
完走率も出ましたね。
UTMF男子 69.5%
UTMF女子 55.0%
UTMF全体 59.7%
STY男子 73.0%
STY女子 63.8%
STY全体 71.6%
高いのか、低いのか。簡単でないことは確か。
完走された方、おめでとうございます。惜しくも…な皆さんも、たとえ途中まででも進んだのはすごいことだと思います(私からしたらチャレジするだけでもすごいです!)。
選手も、ボランティアさんも、サポーターも応援の方も。
お疲れ様でした!!